【のだめ】 ピアノ・ソナタ 第2番 のCD

探している方がいるかもしれませんので、シューマンのピアノ・ソナタ第2番のCDの情報を取り急ぎ掲載いたします。

※このサイトの性格上、入手困難盤も含まれています。また、大急ぎで調べて書きましたので、間違いなどもあるかもしれません。

※一部、情報を追加しました。 (2007.11.11)

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スヴャトスラフ・リヒテル

輸入盤/EMI。

「リヒテル シューマン ソナタ 2番」でアマゾン(JP)を検索。

"Richter Schumann Sonata" でアマゾン(JP)を検索。

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■ブラウティガム、エル=バシャ、伊藤恵

※CDのほか、比較的最近(といってもブラウティガムは2年ほど前になりますが)、私自身がリサイタルでシューマン演奏を聴いて深く感じるところのあった3人のピアニストです。CDもすばらしいと思います。

※当サイト内の関連記事:「ブラウティガムとエル=バシャ シューマン ソナタ2番と3番」

ロナルド・ブラウティガム

Ronald Brautigam
rec. 1991/04, Utrecht
GLOBE [GLO 5062]

輸入盤。入手は難しいかもしれませんが、アマゾン(JP)では一応、オーダー可能になっているようです。(発送はUKからのようですが)

アブデル・ラーマン・エル=バシャ

Abdel Rahman El Bacha
rec. 1993.09, Theatre de Poissy
FORLANE [CD 16722]

輸入盤。入手は難しいかもしれません。現時点ではアマゾン(JP)は在庫切れになっているようです。

伊藤 恵
「シューマニアーナ 2」

Kei Itoh
rec. 1988/12/21-23, Misato Public Hall
旧盤 fontec [FOCD2520]
新盤 fontec [FOCD9322]

国内盤。入手自体はそんなに難しくはありませんが、マイナーレーベル扱いですので、小さなショップの場合はレーベル自体の取り扱いがないかもしれません。ネットで買うことに抵抗がある場合は近所のお店に頼んで取り寄せてもらうこともできます。

(旧盤)

※ジャケ写

※上のディスクは旧盤です。
下のディスクが2007年10月に再発売された新盤です。

(新盤)

※ジャケ写

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■そのほか、思いついたところで…

セルジオ・フィオレンティーノ

Sergio Fiorentino
rec. 1995/10/14, Konzertsaal Siemensvilla, Berlin
APR [APR 5560]

輸入盤。入手が難しいかもしれません。現時点でアマゾン(JP)に在庫が1点ありました。(発送はUKからのようです。)

マレー・ペライア

Murray Perahia
rec. 1986, Vanguard Studios, New York City
SONY CLASSICAL

カップリングはシューベルトのD959(ソナタ第20番)。

国内盤。

輸入盤。

ルース・スレンチェンスカ

Ruth Slenczynska
rec. 1999/10/05-07, Fernleaf Abbey, Columbus, Ohio
IVORY CLASSICS [71004]

輸入盤。

エリソ・ヴィルサラーゼ

Elisso Wirssakadze
rec. 1973/12/16
Tchaikovsky-Konservatorium Moskau
LIVE CLASSICS

輸入盤。

日本語解説付きのものは、アマゾン(JP)では現時点では在庫切れのようです。

日本語解説の付いていない方はとりあえず在庫があるようです(発送はUSから)。

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■とても有名なCD

マルタ・アルゲリッチ

DG/国内盤。
アマゾン(JP)では在庫切れだそうです。

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■私はまだ聴いていませんが(比較的最近の発売なので、手に入れやすいかもしれない)話題のピアニストのCD

● ラファウ・ブレハッチ
(国内盤/ビクターエンタテインメント)

※昨年のショパン・コンクールの覇者

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■その他いろいろなCDを探してみる

シューマン ピアノ・ソナタ 第2番 でアマゾン(JP)をざっと検索してみる。

アンダンテと変奏曲 (室内楽版) のCD

 これは事前に予告していた記事ですが、しばらく取り込んでいたために更新が3週間ほど停止してしまいました。
 さて、前の記事で予告した通り、「アンダンテと変奏曲」(室内楽版)のCD情報をまとめてみました。

【ディスクの一覧(簡易版)】

※以下は手元のディスクの一覧です。
(録音年順に並んでいます)

*1968年録音

pf. Toni Grünschlag
pf. Rosi Grünschlag
hrn. Walter Tomböck
vlc. Richard Harand
vlc. Günther Weise

1968/03, Vienna, CENTAUR [CRC 2635]

 ヤン・ラディスラフ・ドゥシークの「2台のピアノとオーケストラのための協奏曲 変ロ長調」とのカップリング(ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団、Paul Angerer 指揮)。

*1979年録音

pf. ローベルト・マーイェク Robert Majek
pf. マリオ・ヴェンツァゴ Mario Venzago
vlc. ラーマ・ユッカー Rama Jucker
vlc. ケーティ・ゴール Kaethi Gohl
hr. フランチェスコ・ラセッリ Francesco Raselli

1979/05/25, ACCORD [201572]

 近年、指揮者として積極的にシューマンのオーケストラ作品を録音しているヴェンツァゴがピアニストとして参加している録音。 この ACCORD [201572] のカップリングは5つの民謡風の小曲 op.102歌曲集「女の愛と生涯」

 現時点ではアマゾン(日本)では在庫切れのようですが、お探しの方は折をみて検索してみてください。

Majek, schumann

*1994年録音

pf. マルタ・アルゲリッチ Martha Argerich
pf. アレクサンドル・ラビノヴィチ Alexandre Rabinovitch
vlc. ナターリャ・グートマン Natalia Gutman
vlc. ミッシャ・マイスキー Mischa Maisky
hrn. Marie-Luise Neunecker

1994/09/18, live
Concertgebouw, Nijmegen, Holland

EMI [5 55486 2] (2CDs)

 現時点では、比較的入手しやすいディスクでしょう。

 → 前の記事を参照

*2001年録音

hr. Vladimira Klanska
vlc. Vladan Koci
vlc. Simona Hecova
pf. Zdenka Hrsel
pf. Martin Hrsel

2001/05/19
Lichtenstein Palace, Prague, Praga Digitals
[PRD 250 167]

 プラハ・グァルネリ・トリオの幻想小曲集 op.885つの民謡風の小曲 op.102、さらにはバボラークのアダージョとアレグロ op.70 とのカップリング。

*2003年録音

pf. ルドルフ・ブフビンダー Rudolph Buchbinder
pf. ウォルフガング・サヴァリッシュ Wolfgang Sawallisch
vlc. ロイド・スミス Lloyd Smith
vlc. Efe Baltacigil
hr. ノーラン・ミラー Nolan Miller

2003/02/09
Verizon Hall and Perelman Theater

 フィラデルフィア管弦楽団の自主制作盤、サヴァリッシュ指揮のシューマン交響曲全集に含まれています。私が買った時は都内の大型店の店頭で買えましたが、今はどうなっているのかわかりません。フィラデルフィア管弦楽団のウェブサイトからオンラインで購入することができると思います。

→ フィラデルフィア管弦楽団自主制作盤の詳細

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※以下は手元にないディスクの一覧です。
ネット上でざっと調べた情報ですので、不備があるかもしれません。

"SCHUMANN Complete Works For Piano 4-hands"

Anthony Halstead, Laszlo Varga, Andras Schiff, Peter Frankl, Olga Hegedus, Vox [CD3X 3001]

 6年前に掲示板でAntonieさんに教えていただいたディスクですが、当時、既に入手できないディスクでしたので、現在入手は困難かもしれません。在庫切れの表示が出ますが、比較的詳細な情報がアマゾン/USにあるので探している人は参考にしてください。

→ アマゾン/US の該当ページを開く

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「ブラームス : ホルン三重奏変ホ長調」(キング)

"Brahms: Trio in Ef Op40;
Schumann: Adagio & Allegro in Af Op70" (Harmonia Mundi)

vlc. ローラン・ピドゥー Roland Pidoux
vlc. フランソ・ミシェル
pf. マリー=ジョゼフ・ジュード Marie-Josephe Jude
pf. ローラン・カバッソ Laurent Cabasso
hrn. エルベ・ジュラン Herve Joulain

 これも在庫切れですが、アマゾンに情報が出ていました。

→ アマゾン/日本 (キング)

→ アマゾン/日本 (Harmonia Mundi)

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ハンブルグ父娘によるピアノ・デュオ版

 手元にあるピアノ・デュオ版の情報です。ほかにも(手元に)あるのかもしれませんが、思い出せませんし探しきれませんでした。

 ハンブルグ父娘(マーク・ハンブルグ Mark Hambourg、マイカル・ハンブルグ Michal Hambourg)による1933年の録音です。ヒストリカルのお好きな方にはぜひおすすめしたいディスクです。


(追記1: 2010.05.01)

YouTubeで聴くことができます。(ファイルが削除されている可能性もあります。2001年のアルゲリッチの室内楽です。)
 
Part 1
Part 2


(追記2: 2010.05.01)

楽譜はここ

室内楽をまとめて聴けるCD (FM/室内楽特集関連)

 NHK・FMで2時間半近くにわたって放送されたシューマン特集、放送で改めて聴きましたが、おもしろい内容でした。できたら、ヴァイオリン・ソナタや、チェロとピアノの曲、ヴィオラとピアノの曲、オーボエとピアノの曲なども同じプログラムの中で並べて聴いてみたかったですが、ラジオの番組では時間の制約がありますから、難しいところですね。個人的には、これまでポリーニの講演会でしかお話をうかがう機会のなかった岡部さんのシューマンやロマン派についてのお話も興味深い内容でした。(だいたい、ポリーニの講演会では現代音楽の話が中心なので)

 さて、この番組をお聴きになった方で、シューマンの室内楽をまとめて聴いてみたいと思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。思いついたところでざっとCDのご紹介をしておきたいと思います。

●ブリリアント (Brilliant)

 7枚組です。
 手元に現物がありますが、データをとりまとめてないので、レーベルのサイトで詳細をご覧ください。以前にバラで発売されたものをまとめたものだと思います。(このうちのいくつかはバラで既に買ったことのあるものだったので)

Schumann, Chamber Music (Complete) 詳細
(リンク切れの場合あり)
(親URL Brilliant Classics

●ユボーの全集 (ERATO)

 6枚組です。
 当サイトのジャン・ユボーのページでだいたいの内容がわかります。まとめページを作ってありませんが、アマゾン/US のページに詳細情報がありました。

 このERATOのユボーの全集、少し前に再発売されたような気がしましたが、検索してみたら在庫切ればかりでした。下記の2つのアマゾン/日本の検索結果からは収録曲のデータがわかりません。参考データとしてご覧ください(在庫切れのところも、そのうち入荷があるかもしれませんし)。

アマゾン/日本を "Hubeau, schumann" で検索

アマゾン/日本を "ユボー シューマン" で検索


●アルゲリッチの室内楽集 (EMI)

 2枚組です。
 室内楽全曲を網羅しているわけではありませんが、

・ライヴ録音。(ライヴ録音が好きな人にはおすすめ)
・アルゲリッチほか人気演奏家が加わっている。
・「アンダンテと変奏曲」の室内楽版が含まれている。
・国内でも入手が比較的容易。
・安価。

という理由から、ここでご紹介しておきたいと思います。

"Schumann, Chamber Music"

EMI Classics [5 55486 2] (2CDs)
rec. 1994/09/18, live
Concertgebouw, Nijmegen, Holland

アルゲリッチ 室内楽集 (1994) 「アンダンテと変奏曲」室内楽版入り

※「シューマンおたく学会データベース」の更新情報です。

アルゲリッチの室内楽集を掲載。

更新 : マルタ・アルゲリッチ (pf.)今井信子 (vla.)ミッシャ・マイスキー (vlc.)アレクサンドル・ラビノヴィチ (pf.)ナターリャ・グートマン (vlc.)

新設 : Dora Scwarzberg (vln.)Lucy Hall (vln.)Marie-Luise Neunecker (hrn.)

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「アンダンテと変奏曲」の室内楽版を含んでいるCDの中では入手しやすいものではないかと思います。

なお、比較的新しい録音では、フィラデルフィア管の自主制作盤にも含まれています。
フィラデルフィア管 自主制作盤の詳細はこちら