ギドン・クレーメル&クレメラータ・バルティカが今秋の日本公演でシューマンのチェロ協奏曲のヴァイオリン協奏曲版(しかもティンパニが加わる形での弦楽合奏版)を演奏する予定だそうです!
昨年は内田さんの一連のコンサートと講演会が開催された秋の「サントリーホール スペシャルステージ」、今年はクレーメルとクレメラータ・バルティカの演奏会が企画されているそうです。が! そこで演奏される曲目を見て驚きました。
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op. 129
(R. ケーリングによるヴァイオリン、弦楽合奏とティンパニ編曲版)
Robert Schumann: Cello Concerto in A minor, op. 129
(arranged by Rene Koering for Violin, String orchestra and Timpani)
これは10/31(水) の公演だそうです。このほか、豊田市コンサートホール[愛知・10/28(日)]、兵庫県立芸術文化センター[10/30(火)]の公演でもこの作品が取り上げられるようです。
→ サントリーホール スペシャルステージ
→ ニュースリリース
※現時点では兵庫県立芸術文化センターのウェブサイトには何らそれらしい情報は掲載されておりません。「ぶらあぼ」などのチケット情報サイトで検索してみてください。
(2012.06.18 追記)
※10/30(火) 兵庫県立芸術文化センターの公演情報がホールのウェブサイトに掲載されたようです。
※クレーメルはシューマンのヴァイオリン協奏曲 ニ短調 のほか、チェロ協奏曲 イ短調 op.129 のショスタコーヴィチ編曲版チェロ協奏曲をヴァイオリン協奏曲として演奏しており、録音もあります。
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
(1992年4月 Boston Symphony Hall, live)
Deutsche Grammophon [439 890-2]※ショスタコーヴィチ編曲版の管弦楽部分 + シューマン自身によるヴァイオリン版のヴァイオリン独奏パートによる演奏。