現在、浜松市楽器博物館にて、特別展「フォルテピアノの芸術 音楽の都 ウィーンの19世紀」が開催中です。
先日、大阪までシューマンを聴きに行った帰り、浜松で途中下車して立ち寄ってみました。短い時間ではすべてをゆっくり見ることができないほど、たくさんの貴重なピアノが展示されており、楽器としてのピアノを目でも楽しむ派にはたまらない内容でした。博物館に着いた時、ちょうどスクエアピアノの解説と実演(ギャラリートーク)がはじまるタイミングでしたので、そちらも拝聴。楽器自体は見たことがあっても、映像資料ではなく、実際に目の前で演奏される場面に接したことがなかったので非常に珍しく、興味深い体験でした。
こちらの博物館、写真撮影可なのは知っていましたが(前回訪問時にも楽器の写真を撮りまくった記憶が…)、念のため、入館前に写真撮影について改めて確認し、また写真をたくさん撮ってきました。
訪問した日も外は恐ろしいほどの暑さでしたが、館内は猛暑を忘れるほど涼しく、広々としており、人も適度に少なく、800円の入場料で珍しい楽器をたくさん見ることができ(タイミングよく楽器の実演も聴けて)、帰りには売店で楽器に関連するグッズも買える… 地味ですがよい観光スポットです。
博物館は浜松駅に直結しているアクトシティのすぐそばにあります。アクトシティから連絡通路を通って行くこともできます。今年は浜松国際ピアノコンクールの開催年ですから(11/8~11/25開催予定)、アクトシティでのコンクールを聴きに出かける方は、楽器博物館の特別展に寄るのもいいかもしれませんね^^
浜松市楽器博物館
特別展「フォルテピアノの芸術 音楽の都 ウィーンの19世紀」
2024年 7/13(土)~12/10(火)
https://www.gakkihaku.jp/event/vinnainthe19c/