シャハムとN響の共演のテレビ放送 (7/19 NHK Eテレ)

以前この欄で取り上げたギル・シャハムの5月の日本ツアーですが、N響との共演が今日のNHK Eテレ「クラシック音楽館」で放送されます。

シャハムはメンデルスゾーンの協奏曲を演奏しましたが、この演奏会の1曲目でシューマンの劇付随音楽「マンフレッド」op.115から有名な序曲が演奏されました。指揮は手術のために来日をキャンセルしたジンマンに代わってエド・デ・ワールトでした。

■2015年 7月19日(日) 21:00~23:00
NHK Eテレ「クラシック音楽館 N響 第1810回 定期公演」

シューマン / 劇付随音楽「マンフレッド」 op.115 より 序曲
メンデルスゾーン / ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ブラームス / 交響曲 第2番 ニ長調 op.73

NHK交響楽団
エド・デ・ワールト(指揮)
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
(収録: 2015.5.20 サントリーホール)
(5月定期Bプロ初日)

■番組後半
「ギル・シャハムの無伴奏パルティータ第2番」
バッハ / 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
(収録: 2010.11.19 東京・竹芝)

http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/

このN響の初日には私も聴きに出かけましたが、シャハムはアンコールも演奏しました。
(これは今晩のテレビでは放送されないみたいですね…)
放送されました! (2015.07.19 21:54追記)

オンデマンド:ヴィヴィアン・ハーグナー シューマンのヴァイオリン協奏曲(エッシェンバッハ指揮 SKD)

7月12日にドレスデンで行われたSKD(シュターツカペレ・ドレスデン)の演奏会が MDR Figaro(中部ドイツ放送の音楽・文化チャンネル)で放送されました。現在、オンデマンドでこの番組を聴くことができます。 ※オンデマンド期間終了

6月にオーケストラ・アンサンブル金沢とシューマンのヴァイオリン協奏曲を共演した五嶋みどりさんがソリストとしてこのSKDの演奏会にも出演を予定していました。日本ツアーと同じくシューマンのヴァイオリン協奏曲を演奏することになっていましたが、直前になって出演をキャンセルしたようです。(五嶋さんの公式サイトのスケジュールにもキャンセルと書かれていました)

五嶋さんの代役はヴィヴィアン・ハーグナーで、曲目に変更はなく、シューマンのヴァイオリン協奏曲が演奏されました。指揮はエッシェンバッハです。

オンデマンドのページ(プレイヤーが表示されます) ※オンデマンド期間終了
http://www.mdr.de/mediathek/radio/mdr-figaro/audio1220626_zc-3ad795cb_zs-5bc1cf7d.html

番組詳細
http://www.mdr.de/mdr-figaro/ipg/sendung553958.html
(Aufnahme vom 12.7.2015, Dresden, Semperoper)

SKDの公演ページ
http://www.staatskapelle-dresden.de/en/concerts/symphony-concerts/12-symphony-concert/

※日本語のページもありますが、細かい情報が間違ったまま掲載されており、訂正されていませんので、英語かドイツ語のページをご覧ください。


SKDのFacebook記事: https://www.facebook.com/staatskapelle.dresden/posts/873724779343658

※ヴィヴィアン・ハーグナー
東京でのシューマンのヴァイオリン協奏曲の演奏記録

2006年4/14(金)・4/15(土) すみだトリフォニーホール
クリスティアン・アルミンク指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団「クラシックへの扉」
http://robert-schumann.com/novelletten/index.php?itemid=156#0414

リヒテル生誕100年 (随時更新)

今年はリヒテル生誕100年ということで、昨年の後半あたりからCDの発売(箱、箱、箱)の話題が相次ぎ、ツイッターでも白熱しましたが、今年に入ってからは雑誌の特集記事、FMの特番、記念演奏会など、一層、リヒテルの話題を目にする機会が増えてきました。

以下、演奏会やイヴェントの話題を中心にまとめ。(随時更新)

「東京・春・音楽祭」特別企画
「リヒテルに捧ぐ(生誕100年記念)」シリーズ

http://www.tokyo-harusai.com/ticket/richter.html

※演奏会シリーズ

I  3/21(土) 16:00 東京藝術大学奏楽堂
   舞踊協奏曲《オーバード》
   ~リヒテルが愛したプーランク&モーツァルト

II  3/28(土) 18:00 東京文化会館 小ホール
   エリーザベト・レオンスカヤ ピアノ・リサイタル

   シューベルト 後期3大ピアノ・ソナタ

III  3/29(日)15:00 東京文化会館 小ホール
    ショスタコーヴィチ

    アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ) I
    《24の前奏曲》シリーズvol.1

IV  4/2(木) 19:00 東京文化会館 小ホール
    ボロディン弦楽四重奏団 with エリーザベト・レオンスカヤ
    リヒテルとともに奏でた音楽家たち

    シューベルト / 弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調 D.703《四重奏断章》
    シューマン/ ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
    ショスタコーヴィチ / ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57

※トーク・イベント (入場無料/受付終了)

3/20(金) 19:00 ヤマハホール

  ゲスト:
  河島みどり(通訳者)
  瀬川宏(調律師)
  リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアニスト)
  ミレーナ・ボローメオ(リヒテル氏パーソナル・マネジャー)
  村上輝久(調律師)

司会: 宮澤淳一(音楽評論家)

ベルリンスカヤによる演奏
  (リヒテルが使用した YAMAHA CF III S を使用予定)
  ベートーヴェン / バガテル集 より
  グリーグ / 抒情小曲集より ほか(予定)

※モンサンジョンの映画上映会 (入場無料)

ドキュメンタリー・フィルム上映会
「リヒテル エニグマ - 謎 - ~甦るロシアの巨人」

会場 : 東京都美術館 講堂
上映日時: 3/21(土・祝) 13:00
       3/22(日) 14:00
       3/25(水) 14:00
       3/28(土) 14:00

※写真展 (入場無料)
「リヒテル in Japan ~生誕100年記念写真展」

東京・春・音楽祭開催期間中 3/13(金)~4/12(日)
東京文化会館 小ホール・スロープにて開催

※公式プログラム


公式プログラム もくじ

このほか、リヒテルの写真集のプレゼント企画などもありますので、東京春祭のニュースページやSNSなどをチェックしてみてください。

http://www.tokyo-harusai.com/news/index.html


NHK FM

「リヒテル変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~」
(第1変奏~第4変奏)

放送日時: 3/10(火)~3/13(金) 07:25~09:20

出演:東涼子、満津岡信育、仲道郁代


CD

ちょっとまとめきれないので、まずはタワレコの特集記事へのリンクを貼っておきます。

1970年初来日までは「幻のピアニスト」、後年は大の親日家となったロシアの巨匠は? (タワーレコード)


ところで、リヒテルの生誕100年記念日(誕生日)には皆既日食があるそうです。日本からは見られませんが、リヒテルが生まれたジトームィルでは見られるようですね。なんとも不思議な巡り合わせです。

国立天文台のウェブサイトに情報がありますので、探してみてください。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2015/rekiyou155.html

日食各地予報 2015/03/20 皆既日食
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_s.cgi

※指定方法:
経緯度を指定する → リヒテル生誕の地ジトームィルの数値を入れる → 北緯50度16分 東経28度40分


当サイト関連記事
モンサンジョンとの3日間 in Tokyo (その4 ~ 第3日) (2005)

ブロンフマンで思い出したこと:サヴァリッシュ指揮、N響シューマン・ツィクルス (1998年11月)

先日、ブロンフマンのリサイタルを聴きに行って思い出したこと、それはサヴァリッシュ指揮のNHK交響楽団によるシューマン・ツィクルスの日々(1998年11月)。N響サイトに演奏会記録(PDF)が掲載されていますので、そこからシューマン・ツィクルスと地方公演の部分を抽出してみました。

JPEG画像

PDF

NHKホールとサントリーホールでの回は定期ですのでテレビ収録あり。映像、残っているのではないでしょうか。また、オーチャード定期も後日FMで放送されたと記憶していますので録音が残っていると思われます(カメラ収録なし)。

BD(もしくはDVD) + CDをセットにして売り出してほしい・・・(涙目

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