ニューヨーク・タイムズに同年生まれのシューマンとショパンを論じた "Born the Same Year; Similarities End There" (January 22, 2010 ) という記事が掲載されていますが、筆者の Anthony Tommasini 記者が出演したラジオ番組をボストンのFMラジオ局 WBUR が提供しているオンデマンド放送で聴くことができます(このWBURはアメリカの公共放送 [NPR] の1つだそうです)。40分ちょっとと長いのですが(アップされている番組自体の時間枠は49分近くありますが、終わりの方の数分間は先週LAで授賞式が行われたグラミー賞&ビヨンセの話題…)、番組パーソナリティの Tom Ashbrook と Anthony Tommasini 記者の軽快なトークの合間にリスナーが電話で参加、さらにはニューヨークからはピアニストのギャリック・オールソンが電話ゲストとして登場、ピアニストの観点からトークに参加しています。
※トーク以外にも短い時間ですが作品を紹介している部分もあり、ことに「ゲノフェーファ」(第2幕のフィナーレの冒頭)とショパンの op.10-4 を並べて聴かせてくれたところなどはとても興味深いと感じました。(番組開始から9分台の終わり~)
- "Chopin and Schumann at 200"
(WBUR and NPR - On Point with Tom Ashbrook, February 1, 2010)
- "Born the Same Year; Similarities End There"
(Anthony Tommasini, New York Times, January 22, 2010)
なお、この NYT の記事については、私がよく拝見しているブログ「1音楽フアンの視点から」でも詳しく紹介されています。 (→ こちらから)
また、シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」については「オペラ・データベース」というすばらしいウェブサイトに解説ページがあります。 (→ こちらから)