(CD) "シューマン:予感 (Ahnung)" (世界初録音) - マティアス・キルシュネライト Matthias Kirschnereit "Scenen"

Überlingen で発見された、これまで未発見だった「予感 (Ahnung)」が早速CD録音され、発売されました。ピアニストのマティアス・キルシュネライト (Matthias Kirschnereit) のオール・シューマンの新譜 "Scenen" に収録されたとのこと。レーベル・サイトで試聴ができるほか、YouTubeには新譜に関するキルシュネライトのインタビュー動画が掲載されており、その中でも新譜収録曲の一部を聴くことができます。

Robert Schumann "Scenen"
Matthias Kirschnereit (pf.)
Berlin Classics

(収録曲)
Papillons op. 2
Kinderszenen op. 15
Ahnung (1838) ※世界初録音
Waldszenen op. 82
Variationen über ein eigenes Thema Es-Dur o. op.

- Matthias Kirschnereit über seine neue Schumann CD "Scenen" (YouTube 演奏者インタビュー)

※以下の2つのリンクはGoogle翻訳の英語訳に接続しています。(日本語翻訳の機能がお粗末なため)
- Robert Schumann "Scenen" (NDR Info, 15 May, 2010)
- "MATTHIAS KIRSCHNEREIT Scenen" (Berlin Classics)

- マティアス・キルシュネライト 公式サイト

ところで、この曲については「楽譜が出版された」ということを以前のエントリーでお知らせしました。国内の業者にオーダーしたところ在庫がないと言われたので、しょうがなくて自分で海外発注したところ、先週になってようやく私の手元にも届きました。わずか8頁、楽譜部分はたった1頁しかありませんが、付属のドキュメント類がとても興味深く、Michael Beiche の Commentary 部分もおもしろい内容です。 (Commentary 部分は独・英・仏語、Critical Notes は独・英語のみです。)

世界初演の演奏動画、楽譜などについては以前のエントリーをご覧ください。