エラー切手の話題:東西ドイツ発行のシューマン没後100年記念切手


ツイッターを見ていて思い出した切手の話題、忘れないうちにブログにも…と思ってからはや2週間。年を越してしまうと絶対忘れるので、慌ててまとめています。

ベートーヴェンの誕生日(とされる)12月16日、彼の生誕地ボンにまつわる話題として「ヨーロッパ旅行✈情報部」のアカウント(@euro_tour)がツイートした写真4枚の中にシューマンの切手が見えました。これはツイート内のリンク先のサイトにも掲載されている写真です。
 

ドイツ【ボン】かつての首都の新たな姿(まっぷるトラベルガイド)
 

 
手元の切手は20年ほど前にオークションサイトで入手したものです。この時、エラー切手は買わなかったのですが、売り手(ドイツ在住の日本人)の方がとても親切で、エラー切手もおまけにつけてくださったのでした。貴重なおまけだったと今になって改めて感じていますし、感謝しています。

1956年、シューマンの没後100年を記念し、東西2つのドイツで記念切手が発行されました。この時、東ドイツではシューマンの記念切手なのにシューベルトの自筆譜を背景に載せて発行、これがそのまま販売されました。後からシューマンの自筆譜の画像に差し替えられた訂正版が発行されましたが、Wikipediaの「エラー切手」の項目によれば、訂正版が発行された後もエラー切手が売られ続けたので、稀少価値はあまりないとのこと。

切手画像、シューベルトの自筆譜の画像を貼っておきます。

切手デザイン:Kurt Eigler
シューマン:リーダークライス op.39-5「月の夜」
シューベルト:さすらい人の夜の歌 op.4-3, D224

(写真)1956年 ロベルト・シューマン没後100年記念切手
左側4枚:東ドイツ 上段 エラー切手、下段 訂正版
右側1枚:西ドイツ

 

 

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