続報2/再放送:シューマン&ショパンの生誕200年記念の特集番組 (BShi)

先日、NHK・BShi で放送されたシューマン&ショパンの生誕200年の番組が4月に再放送されるそうです。

NHK-FMブログ

生誕200年 ふたりの天才
「ショパンとシューマン ピアノ・ソロ編」 (再)

2010年 4/27(火) NHK・BShi
(15:00~16:29)

生誕200年 ふたりの天才
「ショパンとシューマン コンチェルト編」 (再)

2010年 4/28(水) NHK・BShi
(15:00~16:29)

※演奏の収録日のデータについては当ニュースの2010.03.05の記事の本文と追記をご覧ください。
(ここをクリックしてください)

●当ニュース内の関連記事

NHKでシューマン&ショパンの生誕200年記念の特集番組 (BShi) (2010.03.04)

続報:シューマン&ショパンの生誕200年記念の特集番組 (BShi) (2010.03.05)

インデックス用キーワード: NHKふたりの天才

続報:シューマン&ショパンの生誕200年記念の特集番組 (BShi)

昨日に続いてNHKで放送予定の番組の情報です。
2日目のコンチェルト編の詳細も番組表に出ました。

生誕200年 ふたりの天才
「ショパンとシューマン コンチェルト編」

2010年 3/12(金) NHK・BShi
(09:00~10:30)

(解説) 池辺晋一郎

ショパン / ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11

   (指揮) 阪哲朗
   (ピアノ) ユンディ・リ
   (管弦楽) NHK交響楽団

シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

   (指揮) ベルナルト・ハイティンク
   (ピアノ) マレー・ペライア
   (管弦楽) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

NHK番組表 (3/12)

※ショパンはユンディ、シューマンはペライアとのことですが、ユンディの方は阪哲朗 指揮のN響とあるので、これは阪さんがシューマンの交響曲第1番をN響定期で振った2003年9月4日の録画(9月Aプロ初日)だと思われます。ペライアの方はハイティンク&RCOとあるので、去年、BS2とBShiの両方で放送されたハイティンク80歳記念公演でしょう。(BShiの方はオランダからの生放送でした) ですから、NHKの番組表には掲載されていませんが、演奏日のデータは下のもので合っているのでは?と思います。 (違っていたら後で修正します)

●参考データ (1)

2003年 9月4日(木) / 5日(金)
NHK交響楽団 定期公演

※テレビ・ラジオの収録は9/4の方。

(指揮) 阪哲朗
(ピアノ) ユンディ・リ

メンデルスゾーン / 「真夏の夜の夢」序曲 op.21
ショパン / ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11
シューマン / 交響曲 第1番 変ロ長調 op.38 (春)

元データ

●参考データ (2)

(指揮) ベルナルト・ハイティンク
(ピアノ) マレー・ペライア
(管弦楽) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ブルックナー / 交響曲 第9番 ニ短調

(収録 : 2009.03.08 オランダ、アムステルダム)

元データ

昨日お知らせした曲目のうち、シェバノワさんのコンサートのことはちょっとわからないのですが、シフは→この公演、ダルベルトは→この公演の情報でよいのではないかと思います。

ポリーニの「24の前奏曲」は、ポリーニ関連のウェブサイトの情報によると2002年のプロジェクト最終日のリサイタルの録画であろうとのこと。 (これも聴きに行きました…)

だとしたら、このリサイタル(↓)ということになります。

ポリーニ・プロジェクト 2002 in 東京 第9夜
2002年 11/22(金) サントリーホール
マウリツィオ・ポリーニ ピアノ・リサイタル
----------------------------------------
ショパン / 2つのノクターン op.32
ショパン / 24の前奏曲 op.28
ドビュッシー / 前奏曲集 第2集

(アンコール曲)
ドビュッシー / 沈める寺
ドビュッシー / 西風の見たもの
ショパン / バラード 第1番 op.23
ショパン / ノクターン 第8番 op.27-2
ショパン / エチュード「革命」 op.10-12

(ローカルのデータから2002年の情報をサルベージしてきました^^)

●追記 2010.03.11 その1

シェバノワさんのショパンは 2005年11月20日、オペラシティでのリサイタルの録画でした。

※この演奏会には行きませんでしたので手元に関連のデータ類がありません。当日の演奏曲目の情報をお探しの方はネットで検索したら、ある程度の情報が取得可能かと思います。
ここを押すと検索できます

●追記 2010.03.11 その2

ダジャレ ソロ編 「あまったれ」 (雨だれ)

※どこで出るのだろう、いつ出るのだろうと、ドキドキしながら見てしまいました^^

●追記 2010.03.17

NHK・BShiで再放送があるそうです。

2010年 4/27(火), 4/28(水) (15:00~16:29)

こちらに再放送の情報

●追記 2010.10.25

NHK・BShiで再々放送があるそうです。

2010年 10/27(木), 10/28(金) (15:00~16:30)

NHK番組表

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NHKでシューマン&ショパンの生誕200年記念の特集番組 (BShi)

※演奏の収録日のデータについては「続報」の本文と追記をご覧ください。


NHK・BShiでシューマンとショパンの2人を同時に紹介する特集番組が放送されます。

2日連続で、1日目はソロ編、2日目はコンチェルト編、池辺晋一郎さんの解説。ソロ編の放送内容が番組表に出ました。

収録のデータが記載されていないので定かではありませんが、過去にNHKで放送された演奏会の録画からの紹介でしょうか。だとするとシフとダルベルトは2008年の演奏会からということなのかな???と想像中です(違うかもしれませんが)。詳細がわかったら後でデータを修正します^^

生誕200年 ふたりの天才
「ショパンとシューマン ピアノ・ソロ編」

2010年 3/11(木) NHK・BShi
(09:00~10:30)

(解説) 池辺晋一郎

ショパン / 幻想即興曲 op.66
   (ピアノ) タチャーナ・シェバノワ

シューマン / アラベスク op.18
   (ピアノ) アンドラーシュ・シフ

シューマン / 謝肉祭 op.9
   (ピアノ) ミシェル・ダルベルト

ショパン / 24の前奏曲 op.28
   (ピアノ) マウリツィオ・ポリーニ

NHK番組表 (3/11)

この記事の続報

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「完全保存版 ぴあのピア」 再び

※2010年10月の再放送の情報を追加しました。 (2010.10.18)


2007年の1年間、NHK・BShi/BS2で放送されていた「ぴあのピア」から有名曲を紹介してまとめた「特集 完全保存版 ぴあのピア」が再再放送されるようです。

完全保存版の番組自体は3回シリーズで成っていて、そのうちシューマンは第2回での放送です。

特集 完全保存版 ぴあのピア
第2回「競演 鍵盤の詩人たち~ロマン派の時代~」

2010年 3/9(火) NHK・BShi
(09:00~10:50)

NHK番組表

2008年の放送データ



●再放送 (追記 2010.10.18)

2010年 10/19(火) NHK・BShi
(15:00~16:50)

NHK番組表

ボストンのFMラジオ局 WBUR のトーク番組でシューマンとショパンの特集

ニューヨーク・タイムズに同年生まれのシューマンとショパンを論じた "Born the Same Year; Similarities End There" (January 22, 2010 ) という記事が掲載されていますが、筆者の Anthony Tommasini 記者が出演したラジオ番組をボストンのFMラジオ局 WBUR が提供しているオンデマンド放送で聴くことができます(このWBURはアメリカの公共放送 [NPR] の1つだそうです)。40分ちょっとと長いのですが(アップされている番組自体の時間枠は49分近くありますが、終わりの方の数分間は先週LAで授賞式が行われたグラミー賞&ビヨンセの話題…)、番組パーソナリティの Tom Ashbrook と Anthony Tommasini 記者の軽快なトークの合間にリスナーが電話で参加、さらにはニューヨークからはピアニストのギャリック・オールソンが電話ゲストとして登場、ピアニストの観点からトークに参加しています。

※トーク以外にも短い時間ですが作品を紹介している部分もあり、ことに「ゲノフェーファ」(第2幕のフィナーレの冒頭)とショパンの op.10-4 を並べて聴かせてくれたところなどはとても興味深いと感じました。(番組開始から9分台の終わり~)

- "Chopin and Schumann at 200"
  (WBUR and NPR - On Point with Tom Ashbrook, February 1, 2010)

- "Born the Same Year; Similarities End There"
  (Anthony Tommasini, New York Times, January 22, 2010)

なお、この NYT の記事については、私がよく拝見しているブログ「1音楽フアンの視点から」でも詳しく紹介されています。 (→ こちらから)

また、シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」については「オペラ・データベース」というすばらしいウェブサイトに解説ページがあります。 (→ こちらから)