ル・ゲ クララのピアノ協奏曲 アルミンク新日(サントリー)

話題のピアニスト、ル・ゲが来日、クララのピアノ協奏曲をアルミンク指揮で演奏予定とのこと。(かなり先の予定ですが…)

詳細が判明しましたら、その都度お知らせしていきたいと思います。

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チラシ画像

2009年 7/16(木) サントリーホール

新本フィルハーモニー交響楽団
指揮:クリスティアン・アルミンク
ピアノ:クレール=マリー・ル・ゲ

マーラー / 花の章
クララ・シューマン / ピアノ協奏曲
(ソリストのアンコール)
リスト / 2つの伝説 S.175 より
「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」

シューマン夫妻を描いた新作映画 "Clara"

シューマン夫妻を描いた新作映画 "Clara" がドイツで作られたそうです。ネット上には監督のヘルマ・サンダース=ブラームス氏 (Helma Sanders-Brahms 1940 - ) がブラームスの一族出身だという情報もあるようです(まだ詳しいことがよくわからないのですが)。

●下記サイトに情報が出ていました。

http://www.imdb.com/title..
http://web.uvic.ca/ger...

●追記 (2008.10.19)

ドイツ映画祭2008 での上映予定を掲載しました。

検索用インデックス: "クララ・シューマン 愛の協奏曲"

アンドラーシュ・シフ 9年ぶりに来日 オペラシティでシューマン

 2008年3月、アンドラーシュ・シフが久しぶりに来日、東京オペラシティにてシューマンとベートーヴェンによるリサイタルを開催するとのこと。

 オペラシティ以外では、紀尾井でバッハのパルティータ全曲、現時点では公演詳細不明のいずみホール(大阪)もぴあの情報では紀尾井と同じバッハ・プログラムのようです。

2008年 3/10(月) 19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール

アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル
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シューマン / 蝶々 op.2
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2 「テンペスト」
シューマン / 幻想曲 ハ長調 op.17
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53 「ワルトシュタイン」

●予約・問い合わせ
カジモト・イープラス 0570-06-9960
http://kajimotoeplus.com/

●チケット取り扱い
e+ (イープラス)
チケットぴあ 0570-02-9990
CNプレイガイド 0570-08-9990
ローソンチケット 0570-000-407
東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999

●アンドラーシュ・シフ プロフィール(梶本)
●シフのシューマンのCD (当サイト内DB)

チラシ画像


●追記1 (2008.05.23)

※アンコール曲

バッハ / フランス組曲 第5番 ト長調 BWV 816 (全曲)
シューベルト / ハンガリーのメロディ D817
   (4手用のD818, op.54 の第3楽章の2手版)
バッハ / イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971 (全曲)
シューマン / アラベスク op.18

*当サイト内の関連記事 (幻想曲の版についての注記あり)

(写真)

(写真)


●追記2 (2008.05.23)

※テレビ放映

2008年 4/18(金)(22:30~00:45) NHK教育「芸術劇場」

【特集】
「ピアニスト アンドラーシュ・シフ “人生最大の難関に挑む”」

【公演コーナー】
アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル (22:35~00:45)

本プログラム全曲とイタリア協奏曲以外のアンコール曲の全曲が放送されました。


●追記3 (2008.05.31)

※テレビ放映予定

2008年 7/12(土) 21:00~
NHK・BShi 「ハイビジョンウイークエンドシアター」

「アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル」

*NHK BSクラシックナビゲーション


●追記4 (2008.07.13)

前述のNHK・BShiの番組はインタビューなし、「芸術劇場」で放送されなかったイタリア協奏曲をも含め、予定されていたプログラム+アンコール演奏のすべての演奏曲目が放送されました。


●追記5 (2008.09.13)

※FM放送

2008年 9/16(火) (19:30~21:10)
NHK・FM 「ベストオブクラシック」

「アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル」

ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2 「テンペスト」
シューマン / 幻想曲 ハ長調 op.17
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53 「ワルトシュタイン」
シューマン / アラベスク op.18

*NHK番組表


●追記6 (2008.12.16)

シフが講師を務めるベートーヴェンのピアノ協奏曲のレッスン番組が放送されます。

NHK教育テレビ 「スーパーピアノレッスン」
「シフと挑むベートーベンの協奏曲」

放送日 : 2008年12月~2009年3月 毎週土曜 12:30~12:55

→ NHK番組表で放送予定を検索

→ テキスト(NHK出版)


●追記7 (2009.02.04)

当サイト内 関連記事 → 2008年のコンサート まとめ (1) - アンドラーシュ・シフ、小川、伊藤、チッコリーニ ほか


●追記8 (2009.04.11)

※FM放送(再放送)

2009年 4/17(金) (19:30~21:10)
NHK・FM 「ベストオブクラシック・セレクション」

「アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル」

ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2 「テンペスト」
シューマン / 幻想曲 ハ長調 op.17
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53 「ワルトシュタイン」
シューマン / アラベスク op.18

*NHK番組表


●追記9 (2009.08.07)

2011年2月来日予定。

KAJIMOTO


●追記10 (2010.03.04)

シューマン&ショパンの生誕200年記念番組でシフのアラベスクが放送される予定。

生誕200年 ふたりの天才
「ショパンとシューマン ピアノ・ソロ編」

2010年 3/11(木) NHK・BShi
(09:00~10:30)

*NHK番組表
当サイト内関連情報


当サイト内関連記事
2014年、日本でのアンドラーシュ・シフのシューマン・リサイタルの記録と放送記録
サー・アンドラーシュ・シフ&塩川悠子基金 (2016.02.22)

伊藤恵 CD「シューマニアーナ」 20年目の完結 シューマンのピアノ曲全曲録音完成!

 シューマンのピアノ曲全曲録音、CD「シューマニアーナ」シリーズを録音してきたピアニストの伊藤恵さんが今年、神戸の松方ホールで録音を完了させました。シリーズの最後となる「シューマニアーナ XII」と「シューマニアーナ XIII」は10月21日、フォンテックより2枚同時に発売されました。 (今なら2枚買って応募すると、「シューマニアーナ20年の道」というDVDがもらえます。)

 これまでシューマンのピアノ曲の全曲録音(作品番号のついているピアノ曲の全曲録音)として知られているものは、

(1) カール・エンゲル
(2) イェルク・デームス
(3) レーヌ・ジャノリ
(4) フランツ・フォーラバー

…くらいなものでしょうか。

 私はエンゲル氏のシューマンのCDを1枚も持っていないため、録音内容の詳細はわかりません(※)。フォーラバー氏については2003年のこのニュースの欄で全集の録音が開始されたらしい…とお知らせしましたが、既に全曲の録音が完了し発売されています。 (最近は箱売りされていますが、箱で買う方がバラで買うよりずっと安いので、途中までバラで買ってしまった私は今とても困っています。)

 シューマンのピアノ曲全集と銘打ったものについては、ざっと数え上げてみても、このくらいしか名前があがりませんから(もしかしたらほかにも録音があるのかもしれませんが私は知りません。完結していない複数の録音プロジェクトについてはカウントしておりません)、伊藤さんのCDのシリーズがいかに貴重なものか、ご理解いただけると思います。アジアで初、日本で初、というか、欧州以外では初? ジャノリ女史に次いで女性で2人目?

 しかし、このような「ギネスブック」的な視点を取らずとも、「シューマニアーナ」は特別なものです。なぜなら、私たちと同じ国・同じ時代に生きている「私たちのピアニスト」が20年もかけてシューマンのピアノ曲をレコーディングし続け、全曲を録音し終わったことは、私たちにとってもとても意味のあることだからです。ウィーンの誰それ、ドイツの誰それ、パリの誰それ…ではなく、日本の「私たちのピアニスト」がシューマンの作品をこれだけたくさん弾いて録音してくれた、そのことに私はまず深い感動を覚えますし、感謝したい気持ちになります。

 「シューマニアーナ」シリーズ中、いずれのディスクに収められている演奏もすぐれたものだと思います。また、「聴いてみたいと思ってCDを探したら見つからなかった」というような珍しい曲も(作品番号がついているものであれば)、これからは伊藤さんの「シューマニアーナ」でたやすく聴くことができるようになるでしょう。

 「シューマニアーナ」の最後を飾った2枚のディスクについて。
 ここに来て「ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲」やソナタ第3番の "Scherzo. Vivacissimo" のような、作品番号はついていないけれどすばらしい曲が収録されるとは思わなかったので、はじめに収録曲目を見た時には驚きました。また、「最後のひとしずくのうまみ」とでも申しましょうか、これまで録音されなかった私の大好きな曲の数々(夜曲、3つのロマンツェ、"Scherzo. Vivacissimo" もそうだし、なんといってもトッカータ!)がこの2枚で一挙にまとめて放出された感があります。この2枚を繰り返して聴くことが最近の私の日課になっています。シリーズ最後のディスクである (13) が「花の曲 op.19」で美しく、静かに、そして味わい深くしめくくられている点もこのシリーズに「花」を添えているように思えます。…そう考えてみれば、この「シューマニアーナ」はロベルトからクララに捧げられた花束に似ているかもしれません。その意味では、このシリーズは花束のようなピアノ曲集と呼べるでしょう。(*^^*)

■シューマニアーナ XII
 rec. 2007/01/6-10, 04/01, 神戸新聞松方ホール
 fontec / FOCD9318

4つの行進曲 op.76
ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲
4つのフーガ op.72
スケルツォ op.posth.
  (ピアノ・ソナタ 第3番 第2楽章 初稿)
夜曲 op.23
トッカータ op.7

■シューマニアーナ XIII
 rec. 2007/01/6-10, 04/01, 神戸新聞松方ホール
 fontec / FOCD9319

音楽帖 (アルブムブレッター) op.124
フゲッタ形式の7つのピアノ小品 op.126
3つのロマンツェ op.28
花の曲 op.19

※CD付録のリーフレットの曲目解説はいずれも松本學氏。元都響参事で現九響事務局長の今村晃氏と日本経済新聞社の池田卓夫氏がそれぞれ (12) と (13) に寄稿している。

●伊藤恵 プロフィール(梶本)
●伊藤恵 公式サイト
●シューマニアーナ 全タイトル
●フォンテック

●「シューマニアーナ」完成記者会見(クラシックニュース / 動画)
●関連記事、インタビューの情報

▼ととろおチョイス@おすすめインタビュー記事
松本學氏によるインタビュー
「伊藤恵が語る、シューマン全曲録音への思い」

(PDFファイル)

●記念のリサイタルが行われた。
・ 2007年 10/21(日) / 神戸新聞松方ホール
・ 2007年 11/ 7(水) / 浜離宮朝日ホール

(※)(2008.01.02 追記)
カール・エンゲルのピアノ協奏曲のCDを入手することができました。
→ CDの情報を見る

クララのピアノ協奏曲(室内楽版) ピリオド楽器によるシューマン夫妻の演奏会 - 浜松/東京

 フォルテピアノの演奏家として活躍している小倉貴久子さんと弦楽五重奏団による、ピリオド楽器を用いたシューマン夫妻の演奏会です。

 以下に私がこの演奏会をこの欄でご紹介したくなった動機をざっとまとめてみました。

(1) クララのコンチェルトが演奏会で取り上げられることが稀。

(2) クララのコンチェルトの室内楽版が演奏会で取り上げられることはもっと稀。(昨日のニュース欄でお知らせした川嶋ひろ子さんのインタビューの中で、川嶋さんが2年前に初台の大ホールの公演で取り上げたとおっしゃっていたのを見て私がびっくりしたくらい、稀)

(3) 演奏会で取り上げられること自体、稀なクララのコンチェルトがピリオド楽器によって演奏される…としたら、これは「稀」とかという次元ではない。大事件である。

(4) しかも、ロベルト先生の ピアノ五重奏曲 op.44 と 謝肉祭 op.9 までもがピリオド楽器で演奏される…。

(5) その上、フォルテピアノは意欲的な演奏活動が高く評価されている小倉貴久子さん。

(6) 予告されている使用楽器がコンラート・グラーフ(1820)。

(7) チラシのシューマン夫妻の写真がうちのサイトの壁紙と一緒。

(8) 浜松の鰻は美味。

■2008年 2月23日(土) 14:00開演
 アクトシティ浜松音楽工房ホール

 博物館レクチャーコンサート/静岡文化芸術大学文化芸術セミナー
 静岡文化芸術大学の室内楽演奏会3

■2008年 3月2日(日) 14:00開演
 第一生命ホール
 TAN's Amici Concert

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クララ&ロベルト・シューマン
愛、輝きと優しさ
クラヴィーア・アンサンブル グラーフのフォルテピアノとともに
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(出演)
(フォルテピアノ) 小倉貴久子
(ヴァイオリン) 桐山建志
(ヴァイオリン) 藤村政芳
(ヴィオラ) 長岡聡季
(チェロ) 花崎薫
(コントラバス) 笠原勝二

(曲目)
C・シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.7 (室内楽版)
R・シューマン / ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
R・シューマン / 謝肉祭 op.9

※開演前に小岩信治氏によるプレトークあり。

チラシ(画像)

公演チラシ (PDF / 897 KB)

●浜松公演 予約・問い合わせ
浜松市楽器博物館 053-451-1128
(チケット発売:12/1)

●東京公演 予約・問い合わせ
トリトン・アーツ・ネットワーク チケットデスク 03-3532-5702

●詳細 (小倉貴久子さんのウェブサイト)

●アクトシティ浜松音楽工房ホール
※アクトシティ浜松のトップページ → 施設のご案内 → 研修交流センター (詳細画面へ) → 音楽工房ホール の順でクリック

●第一生命ホール

●当サイト内の関連情報
ととろお三籟日記 「浜松市楽器博物館探訪」

●2008.02.25 追記
浜松公演の「うな電」を伊藤さんの「A Plaza of Clara Schumann」の掲示板に投稿しました。
http://clara-schumann.net/forum_clara/

●2008.03.02 追記
公演終了後の簡単なまとめ記事を当サイトのニュースに投稿しました。