※「シューマンおたく学会データベース」の更新情報です。
「アンダンテと変奏曲」(1843) の録音データに以下のディスクの情報を掲載
1968 : pf. Toni Grünschlag, pf. Rosi Grünschlag, hrn. Walter Tomböck, vlc. Richard Harand, vlc. Günther Weise, 1968/03, Vienna, CENTAUR [CRC 2635]
※「シューマンおたく学会データベース」の更新情報です。
「アンダンテと変奏曲」(1843) の録音データに以下のディスクの情報を掲載
1968 : pf. Toni Grünschlag, pf. Rosi Grünschlag, hrn. Walter Tomböck, vlc. Richard Harand, vlc. Günther Weise, 1968/03, Vienna, CENTAUR [CRC 2635]
NHK・FMで2時間半近くにわたって放送されたシューマン特集、放送で改めて聴きましたが、おもしろい内容でした。できたら、ヴァイオリン・ソナタや、チェロとピアノの曲、ヴィオラとピアノの曲、オーボエとピアノの曲なども同じプログラムの中で並べて聴いてみたかったですが、ラジオの番組では時間の制約がありますから、難しいところですね。個人的には、これまでポリーニの講演会でしかお話をうかがう機会のなかった岡部さんのシューマンやロマン派についてのお話も興味深い内容でした。(だいたい、ポリーニの講演会では現代音楽の話が中心なので)
さて、この番組をお聴きになった方で、シューマンの室内楽をまとめて聴いてみたいと思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。思いついたところでざっとCDのご紹介をしておきたいと思います。
●ブリリアント (Brilliant)
7枚組です。
手元に現物がありますが、データをとりまとめてないので、レーベルのサイトで詳細をご覧ください。以前にバラで発売されたものをまとめたものだと思います。(このうちのいくつかはバラで既に買ったことのあるものだったので)
Schumann, Chamber Music (Complete) 詳細
(リンク切れの場合あり)
(親URL Brilliant Classics)
●ユボーの全集 (ERATO)
6枚組です。
当サイトのジャン・ユボーのページでだいたいの内容がわかります。まとめページを作ってありませんが、アマゾン/US のページに詳細情報がありました。
このERATOのユボーの全集、少し前に再発売されたような気がしましたが、検索してみたら在庫切ればかりでした。下記の2つのアマゾン/日本の検索結果からは収録曲のデータがわかりません。参考データとしてご覧ください(在庫切れのところも、そのうち入荷があるかもしれませんし)。
アマゾン/日本を "Hubeau, schumann" で検索
2枚組です。
室内楽全曲を網羅しているわけではありませんが、
・ライヴ録音。(ライヴ録音が好きな人にはおすすめ)
・アルゲリッチほか人気演奏家が加わっている。
・「アンダンテと変奏曲」の室内楽版が含まれている。
・国内でも入手が比較的容易。
・安価。
という理由から、ここでご紹介しておきたいと思います。
"Schumann, Chamber Music"
EMI Classics [5 55486 2] (2CDs)
rec. 1994/09/18, live
Concertgebouw, Nijmegen, Holland
※「シューマンおたく学会データベース」の更新情報です。
アルゲリッチの室内楽集を掲載。
更新 : マルタ・アルゲリッチ (pf.)、今井信子 (vla.)、ミッシャ・マイスキー (vlc.)、アレクサンドル・ラビノヴィチ (pf.)、ナターリャ・グートマン (vlc.)
新設 : Dora Scwarzberg (vln.)、Lucy Hall (vln.)、Marie-Luise Neunecker (hrn.)
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「アンダンテと変奏曲」の室内楽版を含んでいるCDの中では入手しやすいものではないかと思います。
なお、比較的新しい録音では、フィラデルフィア管の自主制作盤にも含まれています。
(フィラデルフィア管 自主制作盤の詳細はこちら)
NHK・FMでシューマン没後150年を記念する番組が放送されます。オール・シューマン・プログラムによる室内楽とリート、NHKのスタジオで公開収録されたライヴの放送です。
幸運にも、この公開収録を聴く機会を得ましたが、確定した放送内容がWEB上になかなか掲載されませんでしたので、内容の確認のしようがなく、このニュースでも詳細をお伝えできないままでした。今朝になってやっとNHKのホームページの番組表に放送内容の詳細が掲載されましたので、こうして詳細をお伝えできました。 (よかった、よかった ^^)
さて、放送内容中、稀有な点として特筆すべきなのは、演奏される機会が少ない「アンダンテと変奏曲」のオリジナル編成による演奏でしょう(※)。ピアノを弾いたのは、共にシューマンを得意としている仲道郁代さんと伊藤恵さんという花形ピアニスト2人。
このほか、ソプラノの天羽明惠さんのリート(ピアノは仲道さん)、堀コンマスをはじめとするN響メンバーにヴィオラの名手・川本嘉子さんが加わっての「ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44」なども聴き逃せないでしょう。
仲道郁代さんと伊藤恵さんの印象的で意味深いシューマン論をはじめ、出演者によるトークなどもありました。
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(放送予定)
10/1(日) 15:00~18:00
NHK・FM 「日曜クラシックスペシャル」
月刊「レコード芸術」
2006年10月号 (第55巻第10号)
※表紙:シューマン
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(没後150年記念)
特集「シューマンとその時代」 (pp.21-58)