上野公園で開催中の「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2010-」(2010.3/14-4/10)で岩野絵里さんという若い作家の「春の音楽 -上野の建物-」という作品が屋外展示されています。場所は東京文化会館の前、外の柱です。春をモチーフにした作品の楽譜を素材として、上野公園内の歴史的建造物を描き出している、とてもおもしろい作品です。近づいてよく見るまで、私はそれが楽譜であることに気がつきませんでしたが、近くでつくづく眺めて、これは本当によくできているなあと感心してしまいました。シューマンの「春の夜」も取り上げられていますので期間中に上野に立ち寄られるご予定の方は探してみてください^^
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また、少し前の夜、たまたま通りがかって目にした「うえの華灯路 浮世絵行燈」ですが、台東区のホームページなどには冬の間の期間限定イヴェントとあったのに、日付がちょっとずれているからおかしいなと思っておりましたところ、やはりこれも「東京・春・音楽祭」のイヴェントの一環として飾られているものなのだそうです。幻想的な眺めですので、こちらもお時間のある方はぜひお立ち寄りを。点灯時間は18時~22時、国立科学博物館前・西洋美術館脇の小径で見ることができます。
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