ONTOMO MOOK
「究極のオーケストラ超名曲徹底解剖 66」
音楽之友社 2010年
平林直哉氏と金子建志氏がシューマンの交響曲について寄稿していました。
※今日は買って帰ってこなかったのですが、いずれ買ってきたら、このエントリー全体を修正・加筆するかもしれません。(しないかもしれません。)
※上の文献データは音楽之友社のウェブサイト上のDB内のデータですが、発行月日が私が見た冊子とは異なっていましたので、今は2010年とのみ入れておきました。
ONTOMO MOOK
「究極のオーケストラ超名曲徹底解剖 66」
音楽之友社 2010年
平林直哉氏と金子建志氏がシューマンの交響曲について寄稿していました。
※今日は買って帰ってこなかったのですが、いずれ買ってきたら、このエントリー全体を修正・加筆するかもしれません。(しないかもしれません。)
※上の文献データは音楽之友社のウェブサイト上のDB内のデータですが、発行月日が私が見た冊子とは異なっていましたので、今は2010年とのみ入れておきました。
「音楽現代」の4月号でシューマンとショパンの生誕200年の特集が組まれています。特集の名称というか意図としてはシューマンとショパンを対比したものとなっていますが、どちらかというとショパンに偏っている印象を持ちます。
# 桜尽くしの中にシューマンとショパンが浮かび上がっている表紙の図柄が、シューマンの春!への憧れを連想させます^^
「音楽現代」 2010年4月号
(芸術現代社、第40巻第4号)
生誕200年記念
「ショパン、シューマン、ロマン派音楽の粋」
(pp.49-80)
・ 私とショパン 「どうしてこんなに美しいものを創造できるのだろう」
室井摩耶子 pp.50-51
・ ショパンとシューマンのピアノ音楽の本質
青澤唯夫 pp.52-54
・ ロマン派の音楽 ~その変遷と意味
石多正男 pp.55-57
・ ショパン、シューマンとロマン派の作曲家群像 ~その影響=受けたもの、与えたもの
菅野浩和 pp.58-60
・ ショパンとシューマンの生涯を対比する
菅野康彦 pp.61-63
・ 音楽の革命児のショパンの室内楽曲・歌曲 ~内的世界と、祖国&友人たちへの情愛の産物だろうか
伊東雨音 pp.64-65
・ シューマンのオーケストラ作品 ~その魅力と弱点を探る
八木幸三 pp.66-67
・ サンドとショパン、クララとロベルト ~2組のビッグ・カップル、その愛と芸術の行方
荻谷由喜子 pp.68-70
・ ショパンのポーランド 「ワルシャワ1:散歩道」
原作(共著):マリタ・アルバン・ユアレス、エヴァ・スワヴィンスカ=ダーリック (Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)
訳:重川真紀 pp.71-72
・ 最近のショパンCDを聴く ~小山実稚恵、仲道郁代、平野啓一郎選「葬送」
青澤唯夫 pp.73-74
※あろうことか、本文記事冒頭(p.73)に掲げられているサブタイトルの「平野啓一郎」氏の「平野」が「平部」となっています。 サブタイトルを見て、一瞬、「平部…って、だれ?」と^^
・ インタビュー ルネ・マルタン大いに語る
「ショパンの作品を全曲演奏してもわずか22時間しかないのに…」
訊き手:浅岡弘和 pp.75-76
※LFJのアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏へのインタビュー。
・ ラ・フォル・ジュルネ2010「熱狂の日」音楽祭「ショパンの宇宙」
今年の注目したいコンサートと聴き所
浅岡弘和 pp.77-80
「音楽現代」のウェブサイトから直接購入することができます。
→ 「音楽現代」 2010年4月号
明日の藝大チェンバーの演奏会(東京藝大チェンバーオーケストラ シューマン生誕200年特別企画)に関連した新聞記事がありました。
→ シューマン:交響曲ト短調など、前田昭雄が20日に演奏 最新研究に基づき序奏付きで
(2010.02.15 毎日新聞)
「レコ芸」の前田氏のエッセイにも詳しく書かれていましたし、先週、藝大の第6ホールで行われた特別公開講座でも詳しいご説明がありましたが、今回の企画は 1)講演会(特別公開講座)、2)藝大チェンバーのプローベ、3)藝大チェンバーの公演本番、この3つがポイントだそうです。NHKが収録予定というようなお話も「レコ芸」にはお書きになっていたかと思いますので(雑誌の現物が手元にないので、私の記憶違いでなければ、ですが…)、より多くの方がこの公演に接する機会を持つことができるのではないかと思います。
以前の記事にも書きましたが、前田氏指揮の藝大チェンバーは2/20(土)、岡山潔氏の退官記念公演は3/13(土)、です。
●当サイト内関連記事
→ 東京藝大チェンバーオーケストラ シューマン生誕200年特別企画
音楽雑誌「ショパン」2月号でヴァレンタイン記念として音楽評論家の萩谷由喜子氏による「ショパンをめぐる女性たち」という特集が組まれています。その中でクララも取り上げられています。
■「ショパン」 2010年2月号
特集3 「ショパンをめぐる女性たち」 (pp.61-75)
~ 「ショパンを最初に国外に知らしめた女性 クララ・ヴィーク」 (pp.70-71)
「レコード芸術」誌上に連載されていた前田昭雄氏の「ウィーンはウィーン」が、シューマン年を記念して「シューマンと行く・ウィーンはウィーン」として新スタート。
→ 「レコード芸術」
どの音楽雑誌も直近の号ではショパン生誕200年がメイン企画のようですので、レコ芸のこのような企画はありがたいですね!^^