漆原朝子 & ベリー・スナイダー シューマン/ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 in 東京文化会館 (続報)

※以前、この欄でお伝えした公演の詳細&発売情報です。
※2010.05.07投稿 / 2010.07.22更新


シューマン生誕200周年記念
漆原朝子 (ヴァイオリン) & ベリー・スナイダー (ピアノ)
シューマン : ヴァイオリン・ソナタ全3曲 & 3つのロマンス

2010年 10/18(月) 19:00開演 東京文化会館/小

(オール・シューマン)
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 op.105
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 遺作
ヴァイオリンとピアノのための「3つのロマンス」op.94
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 op.121

【一般発売】 2010年 6/8(火)

●詳細 (リンク切れの場合あり)

【問い合わせ】
コジマ・コンサートマネジメント
http://www.kojimacm.com/
東京 03-5379-3733
関西 06-6241-8255
名古屋 050-5820-4649

※発売日が生誕記念日!^^

(追記2010.07.22)
新宿の朝日カルチャーセンターでレクチャーがあります。

2010年 9/25(土) 13:00~14:30
朝日カルチャーセンター新宿 (東京)
漆原朝子 ヴァイオリンの心
(ヴァイオリニスト) 漆原朝子
(ピアニスト) 野田清隆

【問い合わせ】
朝日カルチャーセンター新宿 03-3344-5450
http://www.asahiculture-shinjuku.com/

●詳細


(追記 2011.01.06)
この演奏会の模様がNHK-FMで放送されます。

※放送予定
2011年 1/10(月) 19:30~21:10
NHK-FM 「ベストオブクラシック」
「漆原朝子、ベリー・スナイダー バイオリン・ソナタ演奏会」
●詳細

※この日演奏されたソナタ第3番の楽章順についてはこちら

春の音楽 -上野の建物- (東京・春・音楽祭/屋外展示)

上野公園で開催中の「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2010-」(2010.3/14-4/10)で岩野絵里さんという若い作家の「春の音楽 -上野の建物-」という作品が屋外展示されています。場所は東京文化会館の前、外の柱です。春をモチーフにした作品の楽譜を素材として、上野公園内の歴史的建造物を描き出している、とてもおもしろい作品です。近づいてよく見るまで、私はそれが楽譜であることに気がつきませんでしたが、近くでつくづく眺めて、これは本当によくできているなあと感心してしまいました。シューマンの「春の夜」も取り上げられていますので期間中に上野に立ち寄られるご予定の方は探してみてください^^

写真はこちら

また、少し前の夜、たまたま通りがかって目にした「うえの華灯路 浮世絵行燈」ですが、台東区のホームページなどには冬の間の期間限定イヴェントとあったのに、日付がちょっとずれているからおかしいなと思っておりましたところ、やはりこれも「東京・春・音楽祭」のイヴェントの一環として飾られているものなのだそうです。幻想的な眺めですので、こちらもお時間のある方はぜひお立ち寄りを。点灯時間は18時~22時、国立科学博物館前・西洋美術館脇の小径で見ることができます。

写真はこちら (地図もあります)

●「東京・春・音楽祭」 公式ウェブサイト

2010年のLFJ金沢ではシューマンも!

2010年のLFJ金沢のテーマが先日発表されました。プレスリリースによりますと(ここで読めます)テーマは「ショパン,ジェネラシオン1810」、フランス語表記のサブタイトルが「Chopin, Schumann, Liszt, Mendelssohn」となっていますので、こちらでは(=金沢では)シューマンも大きく取り上げてもらえるようです。2010年のGWは日本海に向けて旅をしたい季節かも?!

以下、LFJ金沢のプレスリリースより

ショパン(1810年生)を中心としながらも、同時代に生まれ、ショパンとも関わりが深い作曲家であるメンデルスゾーン(1809年生)、シューマン(1810年生)、リスト(1811年生)の1810年世代の作曲家3人にもスポットを当て、ショパンの作品と関連させながら紹介します。

全文はこちらで
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日音楽祭」公式サイト

検索用インデックス: LFJ金沢

LFJ、来年はショパン

本日まで開催されていたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの話題です。

昨年のシューベルトの時から、私は2010年のテーマはシューマン(もしくはシューマンとショパン)だと思っていましたし、本当にそうなったらら、こりゃー、たいへんだー、などと内心わくわくしていましたが…。

本日行なわれた記者会見でアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏より発表があり、来年のラ・フォル・ジュルネのテーマはショパンと決定したそうです( → 公式ブログ)。同時代の作曲家の作品も取り上げられるようですので、運がよければシューマンの作品も取り上げられるかもしれません??? 来年のプログラムの発表を待ちたいと思います。

●来年の目標●
今年もまた食べ損ねたジャンバラヤ、来年こそは食べたいな^^

(昨年ジャンバラヤを食べ損ねた話題は → こちら

今年の私のLFJ

シューマン没後150年の命日に(短信/ボンと神戸から)

 シューマンの没後150年の今年、命日の7月29日には記念の公演や催しが各地で開かれました。ここではボンと神戸での追悼イヴェントについて簡単に報告します。

●ボンの記念式典

 ロンドン在住のTAKUさんからの情報です。
 TAKUさんからのメールによれば、ボンでは旧墓地(Alter Friedhof)のシューマン夫妻のお墓の前で命日の午後4時から記念式典が行われました。参列者は50人ほど。30分ほどの式典では、スピーチのほか、男声合唱団によってシューベルトのドイツ・ミサ曲 D872 の第5曲 "Zum Sanctus" がシューマン夫妻の墓前に捧げられたとのことです。
 TAKUさんは行かれなかったそうですが、この日、ボンに近いエンデニヒのロベルト・シューマン・ハウス(Robert Schumann Haus)(シューマン最期の地)でも、150年を記念して建立されたシューマン像の除幕式があったそうです。


写真:2006年7月29日 ボンの旧墓地での記念式典(TAKUさん提供)

●神戸

 同じく7月29日の夜、神戸では神戸新聞松方ホール主催による「シューマン・プロジェクト」として、CD「シューマニアーナ」シリーズでおなじみのピアニスト伊藤恵さんの3回連続リサイタルの最終回が開催されました。大勢のシューマン・ファンが集い、伊藤さんの演奏でシューマンを偲びました。
(良いリサイタルでした。)

 (プログラム)
   蝶々 op.2
   ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
   幻想曲 ハ長調 op.17

 (アンコール)
   幻想小曲集 op.12 より ~ 第1曲「夕べに」


写真:松方ホール前の立て看板(ととろお撮影)

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※上記の2つのレポートは短信です。長い版は後日、「没後記念特集」としてまとめる予定です。

※みなさんへのお願い
今年、どこでどのような記念の企画があったのか、情報を集約して残しておきたいと考えています。 情報をお持ちの方は、ぜひ 「没後記念特集」 から情報をお寄せください。 詳細は このページ をご覧ください。 どうぞよろしくお願いいたします。

※メールで送っていただいた情報と写真を、このニュースと特集ページに活用することを許可してくださったTAKUさんに深く感謝いたします。

(2006.12.27 追記)
TAKUさんからのレポートをこちらにまとめました。