カテゴリー: 書籍/論文
南葵音楽文庫が読響から和歌山県へ寄託
英国ケンブリッジで音楽学を学んだちょっと変わった殿様、紀州徳川家当主・徳川頼貞侯爵(1892-1954)が収集した楽譜や蔵書が、現在の保管先である読売日本交響楽団から和歌山県に寄託されることになったそうです。(2016年6月22日 読売新聞ウェブ版)
南葵音楽文庫
【読売】ベートーベン自筆譜など和歌山へ、読響が寄託 https://t.co/IsZd9oyvw5紀州徳川家の徳川頼貞侯爵が収集した貴重な音楽書籍(南葵音楽文庫の蔵書・楽譜類)は読響に引き継がれていますが、これが和歌山へ行くということだそうです。
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2016年6月22日
徳川頼貞侯爵、南葵楽堂と南葵音楽文庫については『音楽の殿様・徳川頼貞 1500億円の〈ノーブレス・オブリージュ〉』(村上紀史郎、藤原書店、2012/06)に詳しく書かれています。 https://t.co/qBEQNME5qM
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2016年6月22日
『音楽の殿様・徳川頼貞』(村上紀史郎、藤原書店、2012/06)https://t.co/qBEQNME5qMhttps://t.co/13YIbJ1VbJhttps://t.co/gAUoQjb6lO pic.twitter.com/ZHHfakFFEO
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2016年6月22日
※上記2ツイート、藤原書店へのリンクを入れたつもりでしたが、読響へのリンクが入っていました。
→ 『音楽の殿様・徳川頼貞 1500億円の〈ノーブレス・オブリージュ〉』(藤原書店のページ)
関連記事リンク
南葵音楽文庫(読売日本交響楽団所蔵/非公開) http://t.co/qBEQNNuSOY
デジタル南葵楽堂 - 南葵音楽文庫所蔵貴重資料デジタル・アーカイヴ(慶應義塾大学) http://t.co/Nyr1auPVBo
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014年12月26日
「1920年 麻布飯倉のベートーヴェン――南葵楽堂「ベートーヴェン生誕百五十年紀念音楽会」の意義」 (篠田大基) https://t.co/GckirkZi9F
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014年12月26日
「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」(ブログサイト) http://t.co/HYNP2tVc4c
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014年12月26日
旧東京音楽学校奏楽堂のパイプオルガン[南葵楽堂のパイプオルガン](イギリス、リーズのアボット・スミス社製)(台東区文化ガイドブック・文化探訪) http://t.co/Wl0f3n1J7k
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014年12月26日
音楽之友社より『シューマンの結婚 語られなかった真実』(ピート・ワッキー・エイステン著/風間三咲訳)刊行 (2015年4月予定)
音楽之友社より新しいシューマン夫妻関係本が刊行されるそうです。
『シューマンの結婚 語られなかった真実』
音楽之友社(2015年4月 発刊予定)
ピート・ワッキー・エイステン 著
風間三咲 訳
「法律家である著者の視点から当時の訴訟資料などを精査、シューマンの素行や経済状態から、ヴィークの反対も故なきものではなかったという推察をする」云々といった概要は近刊検索βや音楽之友社のサイトに掲載されていますが、実際に読んでみないとなんとも紹介できないので、まずはポチッと予約してみました^^
・ 音楽之友社
・ 音楽之友社のこの本のページ
※なお、この書籍の情報はツイッターでIKEさん @Zuraaaa より教えていただきました。ありがとうございました。
なんか来た!!! pic.twitter.com/tBas04Ewfk
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2015, 4月 11
『シューマンの結婚 語られなかった真実』(ピート・ワッキー・エイステン著、風間三咲 訳、音楽之友社) pic.twitter.com/6Ogj9GNia2
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2015, 4月 11
検索用キーワード: ロベルト・シューマン クララ・シューマン ロベルト&クララ フィリードリッヒ・ヴィーク クララ父 裁判
内田光子さんの5時間連続インタビュー収録 『モーツァルト 伝説の録音』(飛鳥新社 創立35周年記念出版)
飛鳥新社が創立35周年を記念してCD36枚と書籍3巻から成る大部の『モーツァルト 伝説の録音』を刊行するそうです。特設ウェブサイトや無料カタログで紹介されているCDと書籍の収録内容がすばらしく、歴史的録音のコレクターもモーツァルト・ファンも「これはほしい」と唸りながら一斉に財布と相談をはじめそうな逸品(の予感)。(だって高い!!!)
編者はフィリプスのオランダ本社副社長ほか、複数のレコード会社で活躍された後、SPレコードからのCD復刻などを専門になさっている新忠篤氏と、小学館『モーツァルト全集』『バッハ全集』『武満徹全集』『林光の音楽』などのCD付き音楽全集の企画と編集をされてこられた大原哲夫氏。
書籍にはSP盤の詳しいデータ、豊富な写真と詳しい演奏家紹介、谷川俊太郎さんの書き下ろしの詩などが掲載されるほか、ロンドンのホテルで今年1月6日に行われた内田光子さんの5時間連続インタビュー(!)が第1巻と第2巻に掲載予定とのこと。
飛鳥新社に申し込めば、44ページオールカラーの豪華なカタログを無料で送っていただけます。内田さんのインタビューの抜粋が見開き2ページにわたって掲載されており、その抜粋だけでもとても興味深い内容です。
飛鳥新社 創立35周年記念出版
『モーツァルト 伝説の録音』
(CD36枚+書籍3巻 新忠篤・大原哲夫 編)
刊行予定
第1回配本 (2014年11月刊行予定)
第1巻 名ヴァイオリニストと弦楽四重奏団
第2回配本 (2015年5月刊行予定)
第2巻 名ピアニストたち
第3回配本 (2015年11月刊行予定)
第3巻 名指揮者と器楽奏者・歌手
※全巻予約者特典:世界初録音盤モーツァルト(初CD化)
(1931年ザルツブルク大聖堂 ヨーゼフ・メスナー指揮 ザルツブルク大聖堂合唱団・管弦楽団ほか)
(2014年12月末まで)
※価格は飛鳥新社のサイトで見てください。
「本全集にはピアニスト内田光子さんの全面的な協力を得ました。」とのことで、内田さんの次の言葉が掲げられています。
「この全集には本当に意味のある演奏が入っています。これは、針音の向こうに隠された人類の文化遺産なのです」(内田光子)
・ 飛鳥新社
・ 飛鳥新社「モーツァルト 伝説の録音」特設サイト
・ 大原哲夫編集室
※飛鳥新社の特設ウェブサイトに収録曲の一覧が掲載されています。(一部試聴可)
※大原氏のサイトには表参道ヒルズで開催されている 『モーツァルト・伝説の録音』を聴く会 の予定なども掲載されています。
飛鳥新社『モーツァルト・伝説の録音』総合カタログ(44ページオールカラー/無料) 届いた! http://t.co/ZazAJlUGWJ pic.twitter.com/AgqqtuxxUi
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014, 9月 17
書籍には内田さんの5時間に及ぶ連続インタビューが掲載されているそうです。この無料カタログにも一部掲載→ 飛鳥新社『モーツァルト・伝説の録音』総合カタログ(44ページオールカラー/無料) http://t.co/ZazAJlUGWJ pic.twitter.com/kbMsL4dhO6
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014, 9月 17
春秋社より『クララ・シューマン』(M.シュテークマン著/玉川裕子訳)刊行
春秋社よりクララ・シューマンの評伝の日本語訳が刊行されます。
(版元ドットコム(近刊検索)やアマゾンなどでは9月18日発売予定となっていますが、出版社のサイトでは「発行日:2014年9月」「未刊」となっています。)
『クララ・シューマン』
M.シュテークマン著
玉川裕子訳
(追記 2014.09.19)
なんか来た! pic.twitter.com/5yV6cNIBre
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014, 9月 19