春秋社よりクララ・シューマンの評伝の日本語訳が刊行されます。
(版元ドットコム(近刊検索)やアマゾンなどでは9月18日発売予定となっていますが、出版社のサイトでは「発行日:2014年9月」「未刊」となっています。)
『クララ・シューマン』
M.シュテークマン著
玉川裕子訳
(追記 2014.09.19)
なんか来た! pic.twitter.com/5yV6cNIBre
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014, 9月 19
春秋社よりクララ・シューマンの評伝の日本語訳が刊行されます。
(版元ドットコム(近刊検索)やアマゾンなどでは9月18日発売予定となっていますが、出版社のサイトでは「発行日:2014年9月」「未刊」となっています。)
『クララ・シューマン』
M.シュテークマン著
玉川裕子訳
(追記 2014.09.19)
なんか来た! pic.twitter.com/5yV6cNIBre
— ととろお(のべれ助ってん) (@novelletten) 2014, 9月 19
クララ生誕記念日の本欄記事でもお知らせした『クララ・シューマン ヨハネス・ブラームス 友情の書簡』は11月から1月に発行が延期されましたが、この度、めでたく「みすず書房」より刊行された模様です。
『クララ・シューマン ヨハネス・ブラームス 友情の書簡』
ベルトルト・リッツマン編
原田光子編訳
みすず書房 (2013.01.24 発行)
定価 4,725円(本体4,500円)
●当サイト内関連記事
・ 生誕記念日のクララ・シューマン三題 - (2) 『クララ・シューマン ヨハネス・ブラームス 友情の書簡』(みすず書房) (2012.09.13)
「シューマン 色とりどりのスクラップ帖」をまとめてくださっているY通信員さんからおもしろい情報をいただきました。
幻冬舎の「月刊コミックバーズ」という雑誌の次号(11月号)より、ロベルトとクララを題材にした「ムジカ(Musiker)」(かかし朝浩 @kakashiasa 作)という漫画の連載がはじまるそうです。作者の公式ブログに記事によれば「1830・ドイツが舞台」とのことですので、結婚前の若き日のロベルトとクララが描かれるのでしょうか。この11月号は9月29日(土)発売だそうです。
・ シューマン 色とりどりのスクラップ帖 (by Y通信員)
・ 幻冬舎「月刊コミックバーズ」
・ HAMMER HEAD HARBOR - かかし朝浩 公式ブログ
- 新連載『ムジカ(Musiker)』
講談社のウェブサイトの新刊情報にはまだ掲載されていないようですが、奥泉光さんの『シューマンの指』が10月に講談社文庫として発売されるようです。
※現時点ではアマゾンの発売予定日は10/17になっていました。
こちらは2010年に発売された単行本。
CD「シューマンの指 音楽集」
「今日はネットがクララ一色だなあ」と思っていた昼頃、ショパンの本棚の管理人のこばやしさん(@kobakoshi)のツイートで、長らく入手困難だった原田光子さん訳によるクララとブラームスの往復書簡集がみすず書房より復刊されることを教えていただきました。
あまりにも驚いて、一瞬、その場に固まる・・・
この本は現状ではとにかく入手困難な本です。資料としても貴重、文章としても美しいのに、どうしてこれが世の中からほとんど消えようとしてしまっているのか、入手さえ困難なのか、そのことをとても残念に感じていたのは私だけではないと思います。復刊されるというのは本当にすばらしい。クララの生誕記念日に、それもGoogleの件で朝から盛り上がっていた最中に、こんなすばらしい情報を知ることができたこともまた不思議ですし、うれしい話です。
●みすず書房 2012年11月20日発行予定
『クララ・シューマン ヨハネス・ブラームス 友情の書簡』
ベルトルト・リッツマン編
原田光子訳
定価 4,725円 (本体4,500円)
→ みすず書房
→ みすず書房 近刊情報
『クララ・シューマン ヨハネス・ブラームス 友情の書簡 往復書簡集』(ダヴィッド社 1950)について
→ 東京文化会館 音楽資料室 WebOPAC
→ 当サイト内 文献リストのページ
(2013.01.26 追記)
当初「11月20日発行予定」となっていましたが、延期され、2013年1月24日に発行されました。(続報)