内田さんのシューマン

今年はじめにインターネットラジオで聴くことのできたロンドンでのリサイタルのライヴ放送ではシューマンの「交響的練習曲 op.13」が演奏されていましたので、今年の日本公演でも「交響的練習曲」が演奏されるのではと予想していましたが、シューマンの「幻想曲 op.17」が演奏されるそうです。

(追記 2009.07.26)
今回の日本公演は福岡・豊田(愛知)・東京(2夜)。このうち、豊田は既に完売、福岡は現時点ではまだ購入可能な模様。東京公演の一般発売は今度の30日です。

(追記2 2009.08.02)
東京公演は(例によって)発売日に完売した模様。

↓当サイト恒例企画 (=ととろお専用備忘録)

【情報集約】 2009年11月に向けて (内田さん)

(追記3 2009.11.30)
リサイタルのリーフレットに掲載されていた最新のプロフィール文によると来年2010年には「シューマンのソロ・ピアノ作品の録音プロジェクトも予定されている」とのこと。 (13と17かなー^^ 東京2日目のアンコールもシューマンでした!)

伊藤恵 シューマンのピアノ協奏曲を弾く (2009/2010)

チラシ画像

シューマンのピアノ独奏曲の全曲録音「シューマニアーナ」シリーズを完結させたピアニストの伊藤恵さんが今年と来年、東京でシューマンのピアノ協奏曲を演奏するとのこと。

近いところでは今月の日本フィルの2回の演奏会(横浜・池袋)で、話題の指揮者ラザレフとの共演で。そしてシューマン年となる来年3月には新日本フィルの演奏会(多摩定期)で。こちらはハウシルト指揮。

レコーディングと、今年第2回を迎えた「新・春をはこぶコンサート」ではともにシューベルトを中心に活動を展開されていますが、来年の「新・春をはこぶコンサート」は「シューベルトとシューマン」でプログラムが組まれることが既に告知されています(詳しい曲目はまだ発表されていません)。このリサイタルについても、詳細が判明しましたら当サイトにて続報をお伝えしたいと思います。

(追記 2010.02.17 リサイタルの詳細は こちらからご覧いただけます

●伊藤恵 プロフィール
●CD 「シューマニアーナ」


■2009年 6/13(土) 18:00 横浜みなとみらいホール
日本フィルハーモニー交響楽団
第248回横浜定期演奏会

(指揮) アレクサンドル・ラザレフ
(ピアノ) 伊藤恵

ウェーバー / 歌劇「オイリアンテ」より 「序曲」
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ブラームス / 交響曲 第1番 ハ短調 op.68

【予約・問い合わせ】
日本フィル・サービスセンター 03-5378-5911

●詳細 (日本フィル)
●横浜みなとみらいホール


■2009年 6/14(日) 14:30 東京芸術劇場
日本フィルハーモニー交響楽団
第186回サンデーコンサート

(指揮) アレクサンドル・ラザレフ
(ピアノ) 伊藤恵

ウェーバー / 歌劇「オイリアンテ」より 「序曲」
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
ブラームス / 交響曲 第1番 ハ短調 op.68

【予約・問い合わせ】
日本フィル・サービスセンター 03-5378-5911

●詳細 (日本フィル)
●東京芸術劇場


■2010年 1/3(日) 16:00開演 愛知県芸術劇場コンサートホール
2010NHKナゴヤニューイヤーコンサート

(指揮) 松尾葉子
(管弦楽) 名古屋フィルハーモニー交響楽団
(ピアノ) 伊藤恵
(テノール) 錦織健
(司会) 桂米團治

ヨハン・シュトラウス II : 喜歌劇「こうもり」から 序曲
シューマン : ピアノ協奏曲 イ短調 op.54 (伊藤)  ※第1楽章のみ
レハール : 喜歌劇「ほほえみの国」から 「きみはわが心のすべて」 ほか

●詳細 (NHK名古屋)


■2010年 3/6(土) 15:00開演 パルテノン多摩
新日本フィルハーモニー交響楽団
多摩定期 第70回

(指揮) ヴォルフ=ディーター・ハウシルト
(ピアノ) 伊藤 恵

シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
シューマン / 交響曲 第3番 変ホ長調 op.97 「ライン」

【予約・問い合わせ】
チケットパルテノン 042-376-8181

●詳細 (パルテノン多摩)


■2010年 4/2(金) 18:45開演 愛知県芸術劇場コンサートホール
トヨタ・マスターズ・プレイヤーズ,ウィーン
「ウィーン・グランド・コンサート」

<第1部>

(管弦楽) トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
(ピアノ) 伊藤恵

(曲目)
ニコライ / 歌劇 「ウィンザーの陽気な女房たち」 序曲
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

<第2部>

(指揮) 尾高忠明
(管弦楽) トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン & 名古屋フィルハーモニー交響楽団

(曲目)
ブルックナー / 交響曲 第7番 ホ長調 WAB.107 (ハース版)

●詳細 (トヨタ)


■2010年 10/22(金) 19:00開演 アクロス福岡シンフォニーホール
九州交響楽団 天神でクラシック
シューマン・チクルス <第3夜>

(管弦楽) 九州交響楽団
(指揮) 秋山和慶
(ピアノ) 伊藤恵

(オール・シューマン)
劇音楽 「マンフレッド」 序曲
ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
交響曲 第3番 変ホ長調 op.97 「ライン」

●詳細 (九響)

(2010.01.02 更新)

東京交響楽団 スダーン指揮のマーラー版 続報

東京交響楽団の定期を聴いてきました。前半のブラームスも含め、充実の名演。マーラー版のシンフォニーを演奏会で聴ける機会は本当に少ないので、そういう意味でも貴重な公演でしたが、それ以上に演奏内容がよかったので大満足でした。

ニュースを2つ。

●本日の演奏がライヴ収録され、2010年10月にCDとして発売される予定。

●プログラム冊子に舩木篤也氏によるスダーン氏のインタビュー記事の連載。

「音楽監督 ユベール・スダーン × 音楽評論家 舩木篤也 シューマンを語る (1)」

※シューマンを、それもマーラー版を取り上げた理由や交響曲第1番についてなど、2頁の記事ですがなかなか興味深い内容です。

(2009.06.06 追記)
東響のウェブサイトでこの連載を読むことができます。

→ こちらから

東京交響楽団の今後のシューマン関連の公演スケジュールについては、当サイトの関連記事、もしくは東響ウェブサイトをご覧ください。

東京交響楽団

当サイト 関連記事
(ピックアップ@演奏会情報「スダーン/東京交響楽団 2009-2010年のシーズンはシューマンとブラームスがテーマ」)

スダーン/東京交響楽団 2009-2010年のシーズンはシューマンとブラームスがテーマ

昨シーズン、シューベルトを集中的に取り上げ、各方面から高い評価を受けたスダーン率いる東京交響楽団が、今シーズンはシューマンとブラームスをテーマに多彩なプログラムを組んでいます。

私がスダーンの指揮で東京交響楽団をはじめて聴いたのは2000年7月のサントリーホールでブルックナーの9番が演奏された時でした。その直前、朝比奈隆の同じ曲を2日続けてNHKホールで聴いて、その壮大なスケールに深く感動したのですが、あのような世界を凌駕する9番など、私はもう体験できないのではないかと思っていたにもかかわらず、その少し後に聴いたスダーンの9番の壮大重厚な世界に圧倒され、深い感銘を受けました。私はその日、前半の庄司紗矢香さんのヴァイオリン協奏曲を聴くために出かけたのでしたが、「ブルックナーにやられた!」という状態、終演後、しばらく席から立てないほど深く感動しました。それ以来、「いつか、この指揮者のシューベルトの『グレイト』とシューマンを聴くことができたらいいなあ!」と夢に思い描いていました。幸いにして、その夢は数年の時間を経て既にかないましたが、グレイト(東響@サントリーホール)もシューマンのピアノ協奏曲(ピアノ/伊藤恵、広響@広島厚生年金、東響@ミューザ&りゅーとぴあ)もいずれも私の予想をしのぐ見事な演奏でした。ですから、スダーンの手兵たる東京交響楽団が今年度はシューマンとブラームスをテーマとして年間のプログラムを組んだと知った時は、「これは本当に楽しみだ」と思いました。シューマンが取り上げられる公演のすべてを聴くことはスケジュール的にちょっと難しいとしても、なるべくたくさん聴きに行けたらいいなあと今から楽しみにしています^^

発表されているプログラム中、もっとも興味深いのは、これまで首都圏のプロオケのプログラムでは見かけた記憶が希薄なマーラー版の交響曲が取り上げられるという点、それ以外で目を引くのがラヴェル編「謝肉祭」が取り上げられるという点でしょうか。ブラームスやマーラーといった「関係者」の作品とのプログラミングというのも、私には興味深く感じられます。
(「4つのホルン」のソリストにベルリン・フィル首席のシュテファン・ドールの名前があったのでびっくりしています…)

シーズンのオープニングを飾る「特別演奏会」というのも開催されるそうですが、(下のリンクにある)産経の記事を見ると、壇ふみさんとスダーンさんが解説をするというようなことも書かれているので、どんなコンサートなのかなあと想像しているところです。 (聴いて参りましたので後でどこかに簡単なレポートを掲載したいと思います。 2009.04.07 追記)

写真

→ 東京交響楽団
→ 2009シーズンに寄せて (ユベール・スダーン)

※関連記事がネットに掲載されていました。
 ・ 【舞台通信】東京交響楽団音楽監督、ユベール・スダーン (産経)
 ・ Soudant to navigate worlds of Schuman, Brahms (Daily Yomiuri)

※当サイト内の関連記事
 ・ 東京交響楽団 スダーン指揮のマーラー版 続報
 (シューマンおたく学会ニュース 2009.05.09)

※シューマンが演奏される公演のみを以下にまとめてみました。

●特別演奏会 サントリーホール → 詳細


2009 4/6(月) 7:00p.m.
東京交響楽団特別演奏会  2009シーズンオープニングナイト
~シューマンとブラームスの世界~


(指揮) ユベール・スダーン
(ピアノ) 伊藤恵
(ソプラノ) 菅英三子
(バリトン) 甲斐栄次郎
(語り) 檀ふみ
(合唱) 東響コーラス
(合唱指揮) 大谷研二

(第 I 部)
(オール・シューマン)
色とりどりの小品 op.99より
  3つの小品 
  5つのアルバムの綴りより I, II
幻想曲 ハ長調 op.17 より
歌曲集「女の愛と生涯」 op.42 より 「私の指にはまっている指輪よ」
歌曲集「ミルテの花」 op.25 より 「献呈」

(第 II 部)
ブラームス / ドイツ・レクイエム op.45

※(追記 - 2009.04.07)
スダーン氏の演出上の希望により、演奏曲目に変更があり、op.99 は 「3つの小品」の第1曲のみの演奏となりました。 (op.99-1 がスダーン氏の少年時代の思い出の曲なので、特にこの1曲からシーズンをはじめたいと思ったので変更した云々との説明がスダーン氏本人よりあり。)


●サントリーホール定期演奏会 → 詳細


2009年 5/9(土) 6:00p.m. 第567回 定期演奏会
指揮=ユベール・スダーン
ヴァイオリン=インゴルフ・トゥルバン
チェロ=ウェン=シン・ヤン
---
ブラームス:悲劇的序曲 作品81
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調「春」作品38 (マーラー版)


2009年 6/13(土) 6:00p.m. 第568回 定期演奏会
指揮=シュテファン・アントン・レック
チェロ=ダニエル・ミュラー=ショット
---
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
マーラー:交響曲 第6番 イ短調「悲劇的」


2009年 7/12(日) 2:00p.m. 第569回 定期演奏会
指揮=ユベール・スダーン
ピアノ=ホン・クヮン・チェン
---
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
シューマン:交響曲 第3番 変ホ長調 「ライン」作品97(マーラー版)


2009年 9/26(土) 6:00p.m. 第570回 定期演奏会
指揮=秋山和慶
ピアノ=小山実稚恵
---
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 作品27


2009年 10/25(日) 2:00p.m. 第571回 定期演奏会
指揮=大友直人
ヴァイオリン=大谷康子
---
シューマン:劇音楽「マンフレッド」序曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61
ベルリオーズ:幻想交響曲-ある芸術家の生涯のエピソード-作品14


2009年 11/7(土) 6:00p.m. 第572回 定期演奏会
指揮=ユベール・スダーン
ピアノ=ゲルハルト・オピッツ
---
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
シューマン:交響曲 第2番 ハ長調 作品61(マーラー版)


2010年 1/8(金) 7:00p.m. 第574回 定期演奏会
指揮=大友直人
ピアノ=キャサリン・ストット
---
シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
フィトキン:ピアノ協奏曲(委嘱新作、初演)
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92


2010年 2/27(土) 6:00p.m. 第575回 定期演奏会
指揮=ラモン・ガンバ
ホルン=シュテファン・ドール、竹村淳司、ジョナサン・ハミル、上間善之
---
シューマン/ラヴェル編:「謝肉祭」作品9より
   "前口上""ドイツ風ワルツ""間奏曲「パガニーニ」"
   "ペリシテ人と戦うダーヴィド同盟の行進"
シューマン:コンツェルトシュテュック 作品86
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(全曲版)


2010年 3/27(土) 6:00p.m. 第576回 定期演奏会
指揮=ユベール・スダーン
ヴァイオリン=ヴァレリー・ソコロフ
---
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120(マーラー版)


●川崎定期演奏会 → 詳細
 (ミューザ川崎シンフォニーホール)


2009年 7/11(土) 6:00p.m. 川崎定期演奏会 第21回
指揮=ユベール・スダーン
ピアノ=ホン・クヮン・チェン
---
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
シューマン:交響曲 第3番 変ホ長調 「ライン」作品97(マーラー版)


2009年 9/27(日) 2:00p.m. 川崎定期演奏会 第22回
指揮=秋山和慶
ピアノ=小山実稚恵
---
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 作品27


2010年 2/28(日) 2:00p.m. 川崎定期演奏会 第24回
指揮=ラモン・ガンバ
ホルン=シュテファン・ドール、竹村淳司、ジョナサン・ハミル、上間善之
---
シューマン/ラヴェル編:「謝肉祭」作品9より"前口上""ドイツ風ワルツ"
   "間奏曲「パガニーニ」""ペリシテ人と戦うダーヴィド同盟の行進"
シューマン:コンツェルトシュテュック 作品86
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(全曲版)


●新潟定期演奏会 → 詳細
 (りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館)


第54回 2009年6月14日(日) 17:00~
シュテファン・アントン・レック(指揮)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
---
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」


第56回 2009年11月8日(日) 17:00~
ユベール・スダーン(指揮)
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
---
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 二短調 作品15
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 作品61(マーラー版)

フォルテピアノが熱い! (3) アンドレアス・シュタイアー リサイタル、トーク・イベント、CD発売情報

image

さて、ここで取り上げるフォルテピアノのコンサート、3つ目はアンドレアス・シュタイアーのトーク・イベント(東京)とオール・シューマンのリサイタル(東京、大阪)です。

シュタイアーがシューマンのピアノ協奏曲をフォルテピアノで録音したCD(ヘレヴェッヘ指揮)は、以前、当サイトの掲示板でもしばらく話題になりましたので、彼の名前をご記憶の方も多いことと思います。フォルテピアノでピアノ協奏曲を録音したほどシューマンに共感している(と思える)人なのに、リサイタルではシューマンは取り上げないんだな…というのがこれまでの私の彼に対する率直なイメージでした。このピアノ協奏曲のCDもすばらしいけれど、私の大好きなプレガルディエンとの共演による「詩人の恋」のCDがこれまたすばらしく、聴く度に新しい発見がありますから、彼がもしもシューマンの独奏曲を弾いたら、どんなにすばらしいだろうとこれまで想像してきました。その彼がいよいよシューマンの独奏曲を日本のリサイタルでも取り上げるというのですから、これは本当に楽しみです。

発表されたトッパンホールでのリサイタルのプログラムは「シューマン・プログラム ― J.S.Bachへのオマージュ、おとなのためのメルヘン」と題されたもの。トッパンホールのサイトや公演チラシなどによると、バッハ作品の影響を受けてシューマンが作曲した作品をつないで構築する「おとなのためのメルヘン」というのが企画コンセプトのようです。「こどものための」作品を散りばめられたプログラムはよく考えられた構成。冒険的でありながら渋い。けれど、「おとな」がじっくり楽しみつつ、ファンタジーの翼に乗って飛び立てそうだなと確かに思えます。

なお、トッパンホールのリサイタル前日(11/6(木))、シュタイアーによるトーク・イベントの開催が急遽決まったそうです。リサイタルのチケットを既に買われた方も、トッパンホールのウェブサイトでチェックしてみてください。 ( → シュタイアー トーク・イベント

また、この来日コンサートにあわせて、シューマンのCDが発売されました(10/17発売)。日本のアマゾンにはまだ出ていないようですが、ドイツ、フランスのアマゾンでは11月発売予定と出ていました。国内の大手CDショップのサイトでも検索可能なようです。

(CD)
アンドレアス・シュタイアー
「バッハに捧ぐ~シューマン:ピアノ作品集」
Harmonia Mundi (HMC 901989)

Andreas Staier
"Hommage A Bach"

(追記 2008.10.22)
CDを買ってきましたので後で詳細データを追加します。

(追記 2008.10.23)
新譜データをざっと簡単に掲載しました。

■アンドレアス・シュタイアー 東京公演

〈アンドレアス・シュタイアー プロジェクト 3〉
アンドレアス・シュタイアー フォルテピアノリサイタル
シューマン・プログラム
― J.S.Bachへのオマージュ、おとなのためのメルヘン
----------------------------------------
(フォルテピアノ) アンドレアス・シュタイアー
----------------------------------------
2008年 11/7(金) 19:00開演 トッパンホール
----------------------------------------
(オール・シューマン)
こどものためのアルバム op.68 より
   第4番 コラール
   第14番 小さな練習曲
   第16番 最初の喪失
   第18番 草刈りの歌
   第27番 カノン風の歌
   第28番 思い出
   第23番 騎手の曲
   第30番 無題
スケルツォ、ジーグ、ロマンツェとフゲッテ op.32
(4つのクラヴィアシュテュッケ op.32)
フゲッタ形式の7つのピアノ小品 op.126 より
   第1番
   第2番
   第3番
森の情景 op.82
こどものためのアルバム op.68 より
   第42番 装飾的コラール
   第29番 異国の人
   第34番 テーマ
   第36番 イタリア人の船乗りの歌
   第39番 冬の季節II
フゲッタ形式の7つのピアノ小品 op.126 より
   第4番
   第5番
   第6番
   第7番
こどもの情景 op.15
----------------------------------------
【予約・問い合わせ】
トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
http://www.toppanhall.com/

●詳細 (リンク切れの場合あり)

■追記 (2008.11.26)

(アンコール、J.S.バッハ)
平均律クラヴィア曲集 第2部 24の前奏曲とフーガより ホ長調 BWV 878
教理問答書 コラールより 聖霊なる神よ (キリエ) BWV 672

※アンコールの演奏は3回。1回目に BWV 878 の 前奏曲を演奏、2回目にフーガを演奏、3回目に BWV 672 を演奏。

※使用楽器は10月に霊南坂教会でお披露目された伊藤深雪さん所有のクリストファー・クラーク製作(2007, フランス)のコンラート・グラーフ(1826, ウィーン)の複製。

■追記 (2009.02.18)

「三籟日記」関連記事を書きました。
2008年のコンサート まとめ (3)の(1) - シュタイアー祭り、フォルテピアノ祭り

■アンドレアス・シュタイアー トーク・イベント
----------------------------------------
2008年 11/6(木) 19:00開演 トッパンホール
----------------------------------------
(出演) アンドレアス・シュタイアー
(聞き手) 舩木篤也 (音楽評論家)
----------------------------------------
【問い合わせ】
トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
http://www.toppanhall.com/

●詳細 (リンク切れの場合あり)

■アンドレアス・シュタイアー 大阪公演

アンドレアス・シュタイアーがフォルテピアノで紡ぎ出す
"子供の情景~大人のメルヘン"
J.S.バッハに触発されたオール・シューマン・プログラム
----------------------------------------
2008年 11/11(火) 19:00 ザ・フェニックスホール
----------------------------------------
(フォルテピアノ) アンドレアス・シュタイアー
----------------------------------------
(オール・シューマン)
こどものためのアルバム op.68 より
スケルツォ、ジーグ、ロマンツェとフゲッテ op.32
(4つのクラヴィアシュテュッケ op.32)
フゲッタ形式の7つのピアノ小品 op.126 より
森の情景 op.82
子供の情景 op.15
----------------------------------------
【問い合わせ】
おふぃすベガ 0798-53-4556
http://www.office-vega.net/

●詳細 (リンク切れの場合あり)
●詳細 (ヤマモトコレクション) (大阪公演の使用楽器が記載されています)
●ザ・フェニックスホール

【備考1】
シューマン・プログラム以外にも、クリスティーネ・ショルンスハイムとの共演によるフォルテピアノ&チェンバロのデュオコンサートがあります。( → 詳細

【備考2】
これまでに発売されたシュタイアーのシューマンのCD

詩人の恋 op.48 (ハイネ)

rec. 1993/11/29-12/02, Maximiliansaal Hamm
使用楽器: Johann Fritz, Wien ca.1825

アンドレアス・シュタイアー (pf.)
クリストフ・プレガルディエン (tn.)

Andreas Staier, pf.
Christoph Pregardien, tn.

deutsche harmonia mundi [05472 77319 2]
BMG JAPAN [BVCD-38232]

ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

rec. 1996/01, Studio 103 de la Maison de Radio France, Paris
使用楽器: J.B. Streicher ca. 1850.
                Edwin Beunk Collection

アンドレアス・シュタイアー (pf.)
フィリッペ・ヘレヴェッヘ (cond.)
シャンゼリーゼ管弦楽団

Andreas Staier, pf.
Philippe Herreweghe, cond.
Orchestre des Champs Elysees

harmonia mundi [HMC 901555]
harmonia mundi [HMA1951731]

■関連リンク
http://www.andreas-staier.de/
http://www.harmoniamundi.com/

(追記 2009.08.03)
「CDジャーナル」 2009年6月号 に 音楽評論家の松本學氏によるシュタイアーのとても興味深いロング・インタビューが掲載されています。シューマンについてたくさん語っている内容です。「CDジャーナル」のサイトでも読めるようです(有料)。

CDジャーナル